2015年02月24日
四国遍路⑦
これから桜が咲く頃は春遍路で四国は賑わいます。
それと秋の秋遍路、しかし、歩くのなら冬が一番です。
今はそんな季節を選んでいけるほど時間にゆとりも
ありません、今年は行けるかどうかも分かりません。
仕方なく、回想で我慢です。
吉野川で休んでいて、一息つきましたが、
7キロほどのリュックを背負い立ち上がると
ずっしり重さが肩にかかります。
足首、ヒザ、腰にも痛みがあり、歩き出しはゆっくりしか
進めません。
トボトボ橋を渡り、土手を上り切り、またトボトボ。
「何でこんなしんどいことしてるんやろ。」
自問自答ですが、これから何度も自問が続きます。
そして、明確な答えがないまま歩き続け、山道で
また同じ自問、それの繰り返しです。
そんなにしんどかったらやめればいい、それでも歩く、
ある種「はまる」というやつだと思います。
よく言えばお大師さんに呼ばれている、もちろん声は
聞こえませんし、自分でそう解釈して時間をやりくりして
四国に渡り、歩いていると言うのが現実です。
ここから1時間余りで11番札所の藤井寺を目指します。
阿波川島駅のそばを通り、ガソリンスタンドのある交差点を渡り
少し細い道に入りますが思いのほか車の量が多く、
フラフラ歩いていると事故に巻き込まれかねません。
途中、遍路道を示す立札、ここからは車もほとんど通らない道です。
鴨島の駅を3時過ぎの電車には乗りたい、四国の鉄道は単線です、
普通電車は各駅停車です、途中で離合はできませんので、
駅に着いたら、すれ違う電車を待つことになります。
それに特急も上下走っていますので、そんな時は普通の
上下が駅で待ちます、走るスピードも遅く鴨島駅は徳島線で、
特急も停まりますが、基本は普通です。
徳島駅まで30分くらいでしょうか、距離はせいぜい石山から
野洲か守山くらいでしょう。
高速バスは5時30分、早く着いてビール・・・・・そんな気持ちが出てきて
歩く速度も上がりますが、とにかく体が痛い、引きずるように足を
前に進めて、何とか藤井寺に到着です。
山門の横に川が流れています、それほど深い川ではありませんが
小魚が泳いでいます、昔は大津にもいた「むつ」という魚です。
この後いたるところで見かけることになりますが、水のきれいな
ところにしか住んでいませんので、ちょっと感動しました。
今回は1泊2日の行程で、ここで打ち止め、ゆっくり読経をして
いざ、納経所へ、今は新しくなった納経所ですが当時は
古い建物でした。
ここから駅までは2・3キロでしょうか、歩けば4・50分、
でも、もう歩けません、タクシーで駅まで移動です。
次回も駅からここまではタクシー、そして四国最大の難所の
12番焼山寺を目指します。
藤井寺の境内から焼山寺への遍路道は始まります。
今日から一般質問が始まりました、任期中最後の一般質問と
言うことで各議員の後援会の人や友人が傍聴に見えています。
私の出番は明日の13時30分頃からになりそうです。
お時間のある方は傍聴にお越しください。
ネットでも中継をご覧になれます「大津市議会」で検索していただき
インターネット議会中継をクリックしてください。
昨日、今日と暖かい朝でした、厚手のコートからジャンバーに替えての
緑のお爺さんでした、継続は力なり、毎朝「おはよう」と声を掛けていると
徐々に「おはよう」の言葉が返ってくるようになりました。
こんなところでも一歩、一歩の積み重ねの大切さを教えられます。
この前の日曜日は膳所公園のヨシ刈りでした。
普段、何気なく見ている風景ですが、すぐそこに近江大橋があり、
遠くに雪をかぶった比良山、晴れた日には伊吹山も望めます。
橋のたもとには水鳥たちが群れています。
そろそろ、北に向かう時期で「いざ!」そんな覚悟をしているのでしょうか。
人間の帰省と違い、土産もありませんし、新幹線や飛行機の準備も
ありません、飛べなくなったら群れから離れ、その事は死を意味する
かもしれません、今年見ている水鳥たちの多くは秋には琵琶湖に
帰ってくるのでしょうが、中には・・・・・・・。
一期一会、諸行無常。
そんなことを鳥たちは知る由もありませんが、こちらがそんな思いで
水鳥を見ると切なくなってきます。
それと秋の秋遍路、しかし、歩くのなら冬が一番です。
今はそんな季節を選んでいけるほど時間にゆとりも
ありません、今年は行けるかどうかも分かりません。
仕方なく、回想で我慢です。
吉野川で休んでいて、一息つきましたが、
7キロほどのリュックを背負い立ち上がると
ずっしり重さが肩にかかります。
足首、ヒザ、腰にも痛みがあり、歩き出しはゆっくりしか
進めません。
トボトボ橋を渡り、土手を上り切り、またトボトボ。
「何でこんなしんどいことしてるんやろ。」
自問自答ですが、これから何度も自問が続きます。
そして、明確な答えがないまま歩き続け、山道で
また同じ自問、それの繰り返しです。
そんなにしんどかったらやめればいい、それでも歩く、
ある種「はまる」というやつだと思います。
よく言えばお大師さんに呼ばれている、もちろん声は
聞こえませんし、自分でそう解釈して時間をやりくりして
四国に渡り、歩いていると言うのが現実です。
ここから1時間余りで11番札所の藤井寺を目指します。
阿波川島駅のそばを通り、ガソリンスタンドのある交差点を渡り
少し細い道に入りますが思いのほか車の量が多く、
フラフラ歩いていると事故に巻き込まれかねません。
途中、遍路道を示す立札、ここからは車もほとんど通らない道です。
鴨島の駅を3時過ぎの電車には乗りたい、四国の鉄道は単線です、
普通電車は各駅停車です、途中で離合はできませんので、
駅に着いたら、すれ違う電車を待つことになります。
それに特急も上下走っていますので、そんな時は普通の
上下が駅で待ちます、走るスピードも遅く鴨島駅は徳島線で、
特急も停まりますが、基本は普通です。
徳島駅まで30分くらいでしょうか、距離はせいぜい石山から
野洲か守山くらいでしょう。
高速バスは5時30分、早く着いてビール・・・・・そんな気持ちが出てきて
歩く速度も上がりますが、とにかく体が痛い、引きずるように足を
前に進めて、何とか藤井寺に到着です。
山門の横に川が流れています、それほど深い川ではありませんが
小魚が泳いでいます、昔は大津にもいた「むつ」という魚です。
この後いたるところで見かけることになりますが、水のきれいな
ところにしか住んでいませんので、ちょっと感動しました。
今回は1泊2日の行程で、ここで打ち止め、ゆっくり読経をして
いざ、納経所へ、今は新しくなった納経所ですが当時は
古い建物でした。
ここから駅までは2・3キロでしょうか、歩けば4・50分、
でも、もう歩けません、タクシーで駅まで移動です。
次回も駅からここまではタクシー、そして四国最大の難所の
12番焼山寺を目指します。
藤井寺の境内から焼山寺への遍路道は始まります。
今日から一般質問が始まりました、任期中最後の一般質問と
言うことで各議員の後援会の人や友人が傍聴に見えています。
私の出番は明日の13時30分頃からになりそうです。
お時間のある方は傍聴にお越しください。
ネットでも中継をご覧になれます「大津市議会」で検索していただき
インターネット議会中継をクリックしてください。
昨日、今日と暖かい朝でした、厚手のコートからジャンバーに替えての
緑のお爺さんでした、継続は力なり、毎朝「おはよう」と声を掛けていると
徐々に「おはよう」の言葉が返ってくるようになりました。
こんなところでも一歩、一歩の積み重ねの大切さを教えられます。
この前の日曜日は膳所公園のヨシ刈りでした。
普段、何気なく見ている風景ですが、すぐそこに近江大橋があり、
遠くに雪をかぶった比良山、晴れた日には伊吹山も望めます。
橋のたもとには水鳥たちが群れています。
そろそろ、北に向かう時期で「いざ!」そんな覚悟をしているのでしょうか。
人間の帰省と違い、土産もありませんし、新幹線や飛行機の準備も
ありません、飛べなくなったら群れから離れ、その事は死を意味する
かもしれません、今年見ている水鳥たちの多くは秋には琵琶湖に
帰ってくるのでしょうが、中には・・・・・・・。
一期一会、諸行無常。
そんなことを鳥たちは知る由もありませんが、こちらがそんな思いで
水鳥を見ると切なくなってきます。
Posted by いとう茂 at 12:28│Comments(0)