2015年09月03日

9月1日の記事

先日から9月1日に子どもの自殺が多いという報道があります、
夏休みの宿題ができていないとか、休みの生活から学校生活へ
切り替えがうまくできない、事実はどうかわかりません、
専門家といわれる人たちの分析でしょう。
無理に学校へ来なくていい、逃げたらいい、そう呼びかけて
自殺をしないでという人たちもいます。

命を守るという観点からはそれしか言えないのでしょうが、
シェルターとして図書館を利用してという
司書のニュースも報道されていました。

学校はどこまで子どもに責任を持つのか、親はどこまで
子どもに責任を持つのか、この疑問はかなり昔から持っています。
自分の子どもは自分が守る、これが基本のような気がします。
学校や教師を信用しないということではなく、常に子どものことを
親は心にかけておくという姿勢が大切だと思います。

40日ほどの夏休みの間、親と子の接する時間は学校に行っている時より
長いと思います、宿題の進み具合、友達関係など、何となく見えてくる
と思いますが、「うるさいなー」、子どもの一言で親は一歩踏み出すのを
ためらってしまう、そんな家庭もあるかもしれません。

人間の弱さを示すこととして、以前、老人ホームに勤務されている
方から聞いた話ですが、身寄りのない老人が迎えに来る人がいなくて
年末に帰る家がなく新年を一人で迎える時に自殺することが多いという話です。
疎外感、孤独感から来るものなのでしょうが、子どもの自殺と
共通点があるように思います、一人だけの部屋はあっても、
居心地がよくないと感じる子ども、親は別に気に留めない、
甘えることと甘やかすことが下手な親子、物質だけ恵んでいれば
それでいいと考える親も多いのでしょう。
両手にあふれる物をもらうより、ぎゅっと抱きしめてもらう方が
子どもにとって満たされることはあります。

生んだ責任という義務感だけでは子育てができるだろうか、
そうした疑問もあります、もちろん自分の子どもだという自覚は大切です、
自覚と愛情があってこその子育てのように思います。
手と目と気持ち、子どもが成長するにつれて順に離していくものですが、
気持ちだけは離さず、見守りが必要ではないでしょうか、
信用して自由にさせているということと放任は違います。
子どもが親に求めるものは多くあるでしょう、ぎゅっと抱きしめてほしい、
その気持ちとは逆の親に叱ってほしい、そういう気持ちも
持っているのも事実です。

ご縁があって授かった命、世の中の人すべてが精一杯生き切り、灯が消える時に周囲に
「ありがとう」そういって彼岸に渡れたら、そう願います。

一般質問の順番が決まりました、23番。
10日の10時からの予定です、今回は2問、なぎさ公園の整備と
自主防災会について質問します。
ほかにもありましたが、調査の時間が足らずに次回に回そうと
思います、提案型の質問が多いのであまりほかの議員とは
質問が重なりませんが、芳しい答弁が出てきません、
でもあきらめないで叩き続けたいと思います。





Posted by いとう茂 at 13:12│Comments(0)
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