2015年10月11日

続ける

続けるとは糸を売ると書きます。
この解釈が好きで、よく使います。
読むとは言うことを売ると書きます。
本や新聞、言いたいことを文字にして売る、
それを買う人がいる、買った人はそれを読む。
言葉遊びかもしれませんが、漢字を分解すると
案外、字を覚えられるものです。

昔、殺すという字を覚えるのにメ木、空っぽの風と又、
そんな風にして覚えた記憶があります。
龍という字と達という字ですが、意外と間違うのが
龍の右下の横棒の数と、達の下の横棒の数です、
どちらも3本ですが、2本しか書いていないことが多くあります。
パソコンで変換しても全体の形で判断することが多く、
実際に書くときは自己判断で、間違ったまま書いてしまい、
誰かの指摘がない限り気付くことはほとんどないと思います。

続けるに戻ります。
続けるというと、そこに自分の意志が入っています。
つまり主体的に続けているということです、そんな前提で続けているもの、
何があるか考えてみました、いつものくだらない話、100人中せいぜい
1・2人しか考えないことだと思います。
振り返って50年以上前からとなると、年賀状のやり取り、これは一人です。
年賀状だけで、50年近く会っていません。
それと朝食のお茶漬け、朝はご飯と漬物とお茶だけ、これをさらさら
3分で朝食終了です。
年中寝る時は半そで短パン、毛布暖房なし、せんべい布団。
寝る前の読書、最近は睡魔と老眼が敵ですが・・・・。

40年前となると、あっ、おばさんだ!これも一人です。
地域活動、でも最近はトーンダウンです。
30年前になると結構あるように思います。
献血、遅めのお酒、夕食では飲みませんので9時以降から始まるお酒タイム、
あれっ、出てきません。

20年前は自分の意志というと、げんき通信、もうすぐ30年。
これも少ない、途中空白の時期がありましたが和太鼓。

こうして考えると、意外と継続しているものが少ないことが
見えてきます、原因は仕事との兼ね合いや他の趣味などが
増えたために時間のやりくりができなくなったことが多い
ように思います。
魚釣りやゴルフは一日仕事になりますので、いつの頃からか
疎遠になってしまいました。

断絶の絶は糸に色、色あせて糸が劣化すると弱くなり
切れてしまうという意味か、それとも、色は男女の関係にも
使われますので、男女の関係も糸のように細くなれば
絶えてしまうという意味でしょうか。
自分勝手な解釈も気分転換にはいいものです。
人という字は、支えあい助け合うと聞くことが多いのですが、
ある時に、人という字はかがんでいる様からきているという
説明を受けたことがあります。
漢字の成り立ちを明快に説明できる人がいるのでしょうが、
私は自分の解釈と続けることは大切にしたいと思っています。



Posted by いとう茂 at 13:23│Comments(0)
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