2016年01月19日

寒い朝

疲れていたのか今朝の目覚めはアラームが鳴ってからになりました。
普段なら5分前とかに目が覚めるのですが、今朝は起こされた、
そんな感覚でした。
全国的に寒波に見舞われるということで昨夜は強い風が吹き、
シャッターが音を立てて揺れていました。
雪が降るかも・・・・不安より期待が大きかったのですが。
大雪で被害が出ている地域のことを考えると申し訳ないのですが、
雪とか台風と聞くとつい・・・・・・。

外を見ると普段と同じ景色で雪は積もっていません、緑のお爺さんの
用意を済ませて定刻に家を出ると外気の冷たさが身を刺しました。
急いでジャンバーから手袋を取り出して防寒です。
後ろから見ると首をちぢめて肩に力を入れて歩くおっさんなのでしょう。
前から見てもおっさんですが・・・・。

テレビの気象予報で寒いと報じられると、体が寒いから大変と
異常に反応してしまうのでしょうか、緑のお爺さんから帰り手水鉢を見ると
薄氷も張っていません、子どものころは氷が張っていると足で蹴りながら
通学することもしばしばで、この季節はつららもよく見かけました。
暖房設備が行き届き、体が寒さに弱くなっている、もちろん暑さにも・・・・・。
寒暖の幅の中で支障なく動ける範囲が狭くなっている気もします。

ひび割れ、あかぎれ、みずばな、そんなものとは無縁に近い社会に
なったのに寒さに弱い人間が増えている、着るものも暖かい素材が
開発されて、昔のようなラクダのシャツとかも見かけなくなっています。
文明に甘える日本人、猫がこたつで丸くなり、犬は庭を駆け回る、
そんな図式もなくなり、犬も猫もホットカーペットやファンヒーターで
暖をとる、文明に甘えさせている日本人。

こんな時だからこそ、寒さに向かってしっかり立っていたい。
そんなことに気づかされた寒い朝でした。



Posted by いとう茂 at 14:55│Comments(0)
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