2016年02月09日

今日という日

2月9日、今日という日は過去にも未来にもなく、まさに今日だけです。
今日は手塚治虫さんが60歳で亡くなった日で、漫画の日になっています。
語呂合わせで服の日、肉の日、福の日、フグの日、風が吹くから風の日と
色々な日になっています。
城山三郎さんの著書で、今日は再び来たらずという本をずいぶん昔に読みました、
教育とはと言うことで悩み、塾の講師を転々と繰り返していく講師が主人公の
物語だったように記憶しています。
特別、今日の話題とは関係がありません、頭に浮かんだことを連ねただけです。

今日という日は二度と来ない日に違いありませんが、一般質問の読み合わせまで
一週間、すでに質問の作成に取り掛かっていなければならない日です。
ここでも、周回遅れの自分がいます、特別に時間を浪費した覚えはありません、
しかし、現実は4・5日遅れています。
昔、クイズだったと思いますが、機関車の先に針をつけて、それがレールを
一周して風船を割る前に答える番組がありました。
現実には機関車が走って遅れても割れる風船はありませんが、自分や周囲の決めた
ルールに遅れると仕事が溜まりますし、周囲にも迷惑がかかります。

ルールを自分の都合で勝手に変更できませんので、期限内には周囲の人と
足並みをそろえなくてはなりません。
しかし、1日は24時間、これは誰も触りようがない鉄則です。
私たちは心の中に天秤ばかりを持っていて、優先順位を決めながら選択をして
時間を使っています、予定していた用事、突発的な用事、その都度はかりに乗せて
選択をしています。

その日の仕事はその日のうちに片づける、これはよくわかりますが、その日の仕事が
ポツンとあるのではなく過去から続いている場合の方が多く、昨日はここまで、今日はここまでと
勝手に区切りをつけている自分もいます。
広い田畑を耕すだけなら、こうした区切りでもいいかもしれませんが、種まきの日が
決まっていて、それまでに耕し終えなければならないのに、計画性がなく、その日の気分で
ここまでと線引きをしていることがたくさんあります。

自分から離れてやるべきことを冷静に見極め、予定を立てる、それもゆとりをもって・・・・。
人生は足し算の連続では過ぎていかないことは経験則として持っています。
予期せぬことは必ず起きる、おかしな日本語ですが、これも多くの人が知っています。

琵琶湖でのんびり羽根を休めている水鳥の仕事は、餌をついばみ命を長らえ
来るべき春一番に乗って北に帰ることでしょう。
生きるために目的ははっきりしています、それに引き換え私は・・・・・。

今日という日は、そんなことを気づかせてくれた、そして、もう一人の自分が
これで何度目とつぶやいている日です。


Posted by いとう茂 at 16:16│Comments(0)
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