2019年11月25日

神様が書いた4つの詩

この前、ブックオフに立ち寄った時にタイトルに関心を持ち
手にした本が、この神様が書いた4つの詩でした。
「世界中で愛されているのに、誰も作者を知らない
そんな不思議ないくつかの詩があります。」
から始まる本ですが一気に読んで、改めて読み直す、
そんな詩が収められています。
その中から2つの詩を紹介します。
読まれてどんな感想を持たれるか、それは読み手一人ずつ
違うかもしれませんが、何かしらの気づきのうちいくつかは
共通したもののように思います。

「神様の配慮」

大きなことを成し遂げるために、
力を与えてほしいと、
神様に求めた。
だが、謙虚さを学ぶようにと、
弱さを授かった。

より偉大なことができるようにと、
健康を求めた。
だが、より良きことができるようにと、
病弱を与えられた。

幸せになりたいと、
富を求めた。
だが、賢明であるようにと、
貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようと、
成功を求めた。
だが、得意にならぬようにと、
失敗を与えられた。

人生を楽しみたいと、
あらゆるものを求めた。
だが、あらゆることを喜べるようにと、
質素な生活を与えられた。

求めたものは、
何一つとして与えられなかった。

だが、「人生の意味を味わいたい」
「悔いのない生き方をしたい」
という私の願いは、
すべて聞き届けられていた。

私は、今、気付いた。
私の人生は、
あらゆる人の中で、
もっとも豊かに、
祝福されていたのだ。

~おかのきんや【編訳】「神様が書いた4つの詩」~

「時間銀行」 

不思議な銀行があります。

その銀行は、
毎朝あなたの口座に86400円を振り込んでくれるのです。

老若男女、貧富の差を問わず、公平に振り込んでくれます。

ただし、一つだけルールがあります。

もし86400円をその日のうちに使いきらなかった場合、
その夜あなたが眠りについた途端、
残したお金はすべて消されてしまうのです。

あなただったらそうしますか…?

きっと毎日全額を引き出し、
その日のうちに使い切るのではないでしょうか。

私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。

それは、時間です。

毎朝あなたに86400秒の時間預金が与えられます。

そして毎晩
その日の残高はすべて消されてしまいます

それは、翌日に繰り越されません。
それは、貸越しできません。

もし、あなたがその日の
預金を使い切らなければ、
あなたはそれを
失ったことになります。

過去にさかのぼることはできません。
あなたは、
「今日」与えられた預金の中で、
「今」を生きなければならないのです。

振り込まれた86400秒は、
あなたがどのように使おうと自由です。

でも、今日だけにしか使えない貴重な86400秒です。

怒ることや悲しむことに使うのは、
とてももったいないことです。

楽しむことや喜ぶことに使うべきです。

与えられた時間を、健康、幸せ、成功のために活用して下さい。

1年の価値を知りたければ、落第した学生に聞いてみなさい。

1ヶ月の価値を知りたければ、未熟児を生んだ母親に聞いてみなさい。

1週間の価値を知りたければ、週刊誌の編集者に聞いてみなさい。

1時間の価値を知りたければ、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみなさい。
 
1分の価値を知りたければ、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみなさい。

1秒の価値を知りたければ、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみなさい。
 
0,1秒の価値を知りたければ、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に
聞いてみなさい。

あなたの持っている、
「一瞬、一瞬」を大切にしてください。

もし、あなたが「今」、
誰か特別な人と過ごしているのなら、
そのかけがえのない「一瞬」を
心から味わう事です。

きっと、その人は、
あなたの時間を使うのに、
十分ふさわしい人でしょうから。

時計の針は刻一刻と走り続けています。

決して私たちを待ってはくれません。

だから、「今日」を大切にして下さい。

「今」を、心から味わってください。

Yesterday is history,

昨日はもう過去のこと

Tomorrow is mystery,

明日はまだ未知のもの

Today is a gift.

今日は神様からの贈り物。

だから英語では現在のことを、「プレゼント」と呼ぶのです。

~神様が書いた4つの詩 星加海/絵 おかのきんや/編訳 ~より。
原文 1902年出版 アリス・モース・アールの著書より。

Posted by いとう茂 at 11:05│Comments(0)
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