2020年02月28日

役回り

人にはいろいろな役が回ってきます。
家庭の中と社会的な立場では回ってくる役も違います、
独り暮らしでも世帯主という役はありますし、自治会の中で
順番に回ってくる役もあるでしょうし、自治会に加入せずに
いる場合、昼間は留守にしている人、周囲からはどこに
勤めているかわからない人というイメージがあるでしょうから
謎めいた人という役かもしれません。

期限付きのアルバイトに行きだして3分の2ほどが終わります、
残りは１か月になりましたが、仕事の内容は雑用係で、
天気が良い日には国旗を掲揚する役、外部委託している
清掃業者が来た時には部屋の鍵を開ける役、外からかかって
来る電話を取り次ぐ役、１度きりの人生でご縁があって回ってきた
今の役はもっとも気楽なものかもしれません。
そんな気楽な雑用ですが、その中でも工夫はあります、自分の
仕事が効率的にできるようにすることとミスをしなくして雑用係の
責任を果たすためと言えばいいのかもしれません。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、問い合わせの電話が
かなり多くかかってきますが、こちらの対応もしています。
なるべく先方の要望に沿うように配慮することを心がけています。
もちろん一定のルールがあり譲歩できない部分もありますが、
より気持ちよく先方に電話を切ってもらえるように、不愛想な
年寄りが自己評価ですが・・・・・なるべく丁寧に愛想よく。
アナログの仕事も多いので必要な時間は短縮が難しいものも
あります、封筒のあて名書き、各機関に配布するパンフレットを
数えて袋に詰める、こうした仕事は大幅な時間短縮はできません。
その場合は誤字がないように数え間違いがないように・・・・です。

外の機関に行くと市会議員だった頃の私を知っている人が
結構いてくれ、丁寧な対応をしてくれますが、今はその役は
演じていませんので、自分の立場を明確に伝えて普通の対応を
してもらえるようにもしています。
買いかぶられる決まり悪さ、見下げられる気安さ。
山頭火の言葉です、若い人からかなり見下げられた言葉づかいで
対応されると、戸惑いもありますが腹立ちなどはありません。
もしかすると何十年か昔の自分もそうだったのかも知れない、
そんな振り返りもできます。

なぎさ公園に「自戒」「自省」「自励」と彫り込んだ石碑があります。
三思の磐（さんしのいわ）と読むのでしょうか、いわおでしょうか。
この石碑を見るたびにいろんなことを考えてしまいます。
明日から５連休、それが明けたら警察まで書類を取りに行く用事が
ありますので、ちょっと立ち寄ってこようと思います。
あまり若い人は関心がないかもしれません、石碑に関心があるというのは
役を演じているのか年のせいか・・・・・・。

Posted by いとう茂 at 22:28│Comments(0)
このBlogのトップへ│前の記事│次の記事
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
＜ご注意＞
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
このページの上へ▲