2020年03月26日

嬉しかったりがっかりしたり・・・・・でも

今日は市内の福祉施設の職員から電話がありました。
この前、面談した家族をサポートしている職員で、面談に
行くのは難しいかもしれないと言っていました。
それでも、その家族は面談に来て事情を話してくれました。
電話でしたので詳しい話はできませんでしたが、面談に
来てくれたことを伝えると、よかったですと喜んでくれました。
えこーもこの家族とご縁ができたことを喜んでいます、これから
相談と支援が始まります。
まずはこの福祉施設の職員と情報共有です。
会議の日は私が動けませんので、他のえこーのメンバーが
行ってくれます。
相談を受けた家族からは、支援機関に個人情報を伝えて
情報の共有を図ってもよいという誓約書をいただいています。
これがないと個人情報の漏洩になりますので、相談を受ける時には
必ず誓約書の提出をお願いしています。

情報を口外してもよいのは支援機関だけです、他の相談者に
あそこの相談者は、こんな状態です、これはできませんので相談者
同士がそれぞれの状態を話し合うことになります。
それが家族の会で、話をする間に同じような状態や課題が出てくると
思います。
そうした課題で悩んだり苦しんだりしている日々の辛さを語り合うことで
連帯感が生まれますし、思いやりも生まれます。
そして何より自分たちだけではなかったという、取り残されたような不安、
そうしたものが和らぎ安心感にかわり元気になれると信じています。

口で言えばすぐに終わりますが、かなり長い道のりだと思っています、
そうした道を一緒に歩けると思っていた矢先に相談者の一人から
電話があり、家族の会への参加はしないことにしました・・・・・。
もごもごと言葉が素直に出てこないようで、これが本心からかは
分かりませんが、せっかく相談まで来たのに、ここで引き返させたら・・・・・。
えこーは寄り添いをあきらめません、困っている状態が見えていますし、
このまま引き返させたら相談者が殻に閉じこもってしまいます。
29日のひきこもり講座の出席はあきらめるとしても、5月に立ち上げる
家族の会の設立に向けて、じわじわと距離を縮めていこうと考えています。
放っておけない、その心も人間が生まれながらに持っている善の心です。
惻隠に通じるものだと思います。

Posted by いとう茂 at 22:03│Comments(0)
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