2020年05月03日

大掃除・・・しばし感傷・・・・・

昨日に続いて今日も部屋の大掃除をしていました。
お宝は・・・お金がいっぱい出てきました・・・5円と1円ですが・・・。
お札は1枚も出てきませんでした、当然と言えば当然ですが、
小銭はポケットに入れていますので多くなってくると
歩くたびにジャラジャラ・・・・・です。
お札は基本的に財布に入れますので、そこらあたりに
置いておくことはありません。

その他には娘二人の写真が多数出てきて、懐かしさで
手が止まりました。
今日は大掃除と言っても整理が主な仕事でしたので、
昨日のように大量に捨てるものはありません。
その代わり、引き出し1段で20分くらい時間がかかることが
あり効率は悪く、部屋全体がきれいになったというよりは
部分、部分がきれいになったという感じです。

写真を眺めているだけでは仕事になりませんので、
それをアルバムに収納していきましたが、これも時間がかかり
本棚、机、床の間がきれいになりました。
そんな中で娘の写真以上に手が止まったのが、2010年に
滋賀銀行の会長を務められていた、髙田紘一さんに描いてもらった
似顔絵でした。
この年に髙田さんはともに所属していた会の会長を
務められました。
宴会でお酒が入ると豪快に大きな声で「おい」・・・・・。
誰にでも「おい」「お前」でしたので、初めて「おい」と呼ばれた時には
「あんたに、おいと呼ばれる覚えはない」と出かかったのですが、
所属している会はある種、紳士の会でしたので黙っていました。
すると「なんだその地味なネクタイは、俺みたいに赤を締めろ」
これも命令調です、続いて「飲め」でした。

言い返さなかったのには、もう一つ理由がありました。
髙田さんが会長ですが、私は毎週広報紙を作成する委員会の
委員長で7月から始まる年度の前に会長と喧嘩をしては・・・・・。
実は、髙田さんの「おい」「お前」「飲め」は親しみの裏返しだったと
後日気がつきました。
広報紙の中ではずいぶん無理も聞いてもらいました。
似顔絵もこの後さらに2枚描いてもらい、9月に入ると会長の
方から、写真の花の絵を挿絵として使ってもらえないか、この時は
えっ、と思うほど下からものを言われました。
年明けから体調を崩されて療養生活に入られ、任期を元気に
終わることができなかったのは、ご本人が一番悔しかったと思います。
結局、この体調を崩した原因でお亡くなりになりましたが、今日は
本棚の隅から似顔絵、引き出しから手紙が2通出てきて、随分時間を
とってしまいましたが、それはそれで満ち足りたというか、髙田さんを
一人で偲ぶ時間になり意義がありました。
6月23日の沖縄の慰霊の日には、人一倍沖縄へ思いを込めて
追悼の念を表されていたのが強く印象に残っています。

明日は雨かも知れません、大掃除も早く終わらせたい、そんな思いと
終わったらすることがない、行くとこがないそんな思いが交錯しています。
大掃除・・・しばし感傷・・・・・
大掃除・・・しばし感傷・・・・・

Posted by いとう茂 at 21:57│Comments(0)
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