2020年07月20日
思い出し遍路⑬
2度目の遍路はこの時期に出かけていたと思います。
今回は2泊3日、それに前泊が入りますので泊まるのは
3日になります。
当日出発すると徳島や香川では半日が移動でつぶれて
しまいますので、多少費用は掛かりますがすべて前泊で
通しました。
愛媛と高知は夜中に高速バスに乗り到着は午前6時ですので
前泊の費用が浮きますが、その分だけ交通費が高くつきます。
1番の霊山寺は高徳線ですが、今回の12番焼山寺は徳島線、
鴨島まで電車で30分くらいだったと思います。
ビジネスホテルに入ったのは夜の11時を回っておりすぐに就寝、
のはずが気分が高揚して寝つきが悪い。
翌朝は7時前に駅前からタクシーでコンビニによって昼食のおにぎりを
買い込んで、前回終わった藤井寺まで移動です。
12番の焼山寺へは藤井寺の境内から山の方に入っていきます。
ここから焼山寺までは13キロほどだったと思います。
平地なら4時間足らずの距離ですが、未知の世界で調べていても
四国遍路で一番の難所だと言われている山道、それを自らが体験する
ことになりました。
山道に入るとすぐに上り、だったような・・・・でもそれほど長くは
なかったように思います。
基本は上っていますので息が上がりかけるのと汗が出て
のどの渇きがありました。
上り始めて40分くらいで視界が開けた休憩所があり、そこから
方向はわかりませんが街が見下ろせました。
少し休んで2キロほど先の長戸庵(ちょうどあん)を目指します。
休憩所からは地図を見ると200mほど高いところで、どんな建物か
気にするだけまだまだ余裕がありました。
長戸庵・・・・・到着・・・・廃墟かな、いえいえ休憩所、そう思う方が
気分が軽くなります。
ここまでは予定通り順調に進んでいます、上りもそれほど厳しくなく、
汗はかきはじめているものの元気でした。
少し休憩をして出発、この辺りで標高は400mくらいで、次は
3・4キロ先の柳水庵を目指します、尾根を歩いていますので
アップダウンはあるものの足場は安定していました。
地獄が待っているのはこの先です、長戸庵から100mほど上った
ところが柳水庵ですが、50mくらいある不規則な階段を降りて
到着です、ここまでは予定通りに順調に進んでいます。
ただ、一気に階段で下りましたので、下ったということは・・・また、
上らないといけない、そんな心配がありましたが・・・・・・的中。
柳水庵は以前は人が住んでいて宿泊もできたようですが、
今は無人で昔ながらのトイレと山水が流れてうがいくらいは
できます。
この辺りで雨がぽつぽつ降り出し、レインコートを着ましたがこれが
蒸れて大変でした、暑さで汗が大量に出て体が水分を要求します。
しかし、持っている水分には限りがあり補給も出来ません。
初めての道ですので水分補給のペースもわかりませんので、
渇きに任せて飲んでいては水分が不足します。
柳水庵のそばにはプレハブの善根宿があります、無料で泊まれますが、
雑魚寝ですので女性にはお勧めできません。
この時も男性が泊まっていたように思います。
雨の中を2キロ余り先の浄蓮庵まで歩くのですが、足場はぬかるみ
300mほど上っています、2キロほどで300mですから雨の中では
苦行と言えます。
実際、50mほど歩いては休憩、それが50歩歩いては休憩、20歩
歩いて休憩に変わり、最後の方は10歩歩いて深呼吸20回、そんな
ペースでしか歩くことができません。
ここも辛かったのですが、本当の辛さはこの先でした。
今回は2泊3日、それに前泊が入りますので泊まるのは
3日になります。
当日出発すると徳島や香川では半日が移動でつぶれて
しまいますので、多少費用は掛かりますがすべて前泊で
通しました。
愛媛と高知は夜中に高速バスに乗り到着は午前6時ですので
前泊の費用が浮きますが、その分だけ交通費が高くつきます。
1番の霊山寺は高徳線ですが、今回の12番焼山寺は徳島線、
鴨島まで電車で30分くらいだったと思います。
ビジネスホテルに入ったのは夜の11時を回っておりすぐに就寝、
のはずが気分が高揚して寝つきが悪い。
翌朝は7時前に駅前からタクシーでコンビニによって昼食のおにぎりを
買い込んで、前回終わった藤井寺まで移動です。
12番の焼山寺へは藤井寺の境内から山の方に入っていきます。
ここから焼山寺までは13キロほどだったと思います。
平地なら4時間足らずの距離ですが、未知の世界で調べていても
四国遍路で一番の難所だと言われている山道、それを自らが体験する
ことになりました。
山道に入るとすぐに上り、だったような・・・・でもそれほど長くは
なかったように思います。
基本は上っていますので息が上がりかけるのと汗が出て
のどの渇きがありました。
上り始めて40分くらいで視界が開けた休憩所があり、そこから
方向はわかりませんが街が見下ろせました。
少し休んで2キロほど先の長戸庵(ちょうどあん)を目指します。
休憩所からは地図を見ると200mほど高いところで、どんな建物か
気にするだけまだまだ余裕がありました。
長戸庵・・・・・到着・・・・廃墟かな、いえいえ休憩所、そう思う方が
気分が軽くなります。
ここまでは予定通り順調に進んでいます、上りもそれほど厳しくなく、
汗はかきはじめているものの元気でした。
少し休憩をして出発、この辺りで標高は400mくらいで、次は
3・4キロ先の柳水庵を目指します、尾根を歩いていますので
アップダウンはあるものの足場は安定していました。
地獄が待っているのはこの先です、長戸庵から100mほど上った
ところが柳水庵ですが、50mくらいある不規則な階段を降りて
到着です、ここまでは予定通りに順調に進んでいます。
ただ、一気に階段で下りましたので、下ったということは・・・また、
上らないといけない、そんな心配がありましたが・・・・・・的中。
柳水庵は以前は人が住んでいて宿泊もできたようですが、
今は無人で昔ながらのトイレと山水が流れてうがいくらいは
できます。
この辺りで雨がぽつぽつ降り出し、レインコートを着ましたがこれが
蒸れて大変でした、暑さで汗が大量に出て体が水分を要求します。
しかし、持っている水分には限りがあり補給も出来ません。
初めての道ですので水分補給のペースもわかりませんので、
渇きに任せて飲んでいては水分が不足します。
柳水庵のそばにはプレハブの善根宿があります、無料で泊まれますが、
雑魚寝ですので女性にはお勧めできません。
この時も男性が泊まっていたように思います。
雨の中を2キロ余り先の浄蓮庵まで歩くのですが、足場はぬかるみ
300mほど上っています、2キロほどで300mですから雨の中では
苦行と言えます。
実際、50mほど歩いては休憩、それが50歩歩いては休憩、20歩
歩いて休憩に変わり、最後の方は10歩歩いて深呼吸20回、そんな
ペースでしか歩くことができません。
ここも辛かったのですが、本当の辛さはこの先でした。
Posted by いとう茂 at 18:58│Comments(0)