2021年01月13日

上手くなったなぁ

今日は水曜日、えこーでは面談、その次は和太鼓の
練習、と恒例になっている予定でした。
面談の方は、岐路に立つ当事者に相談者を含めた家族が
どのようにアプローチするか、そして親以外の第三者との接点を
どうすれば作れるか・・・・・かなり高いハードルについての話を
しました。
相談者が元気でなければいけませんので、どうぞめげないで
元気でいてください。
そんな話も出ました。

2時間話し込んで相談者は少し明るい顔で帰っていきました。
さぁ、次は和太鼓の練習です。
まずは子どもの部から始めました。
年明け2回目の練習になりますが、今日は男の子ばかりの練習でした。
昨年12月の最後の練習では、まだまだ学年、経験年数の差が
大きいと感じていたのですが、今年最初の練習だった
先週の水曜日に、経験年数がようやく2年になる4年生が、
いきなり経験年数が3年、4年の5・6年生と肩を並べる演奏を
してくれました。

その時は久しぶりに感動がありましたが、1週間が経過して
元のまだまだな4年生に戻っていないか、そんな不安もありましたが、
いざ練習が始まると先週よりもさらに進化しています。
楽しく太鼓を叩いてくれたらいい、そんな思いで子どもたちに接して
来ましたので、スパルタの練習はしていませんし、行儀作法に
ついても、基本的なしつけは家庭の仕事だと思っていますので
厳しくは言わないようにしています。
そのせいか3年生で入団した子どもで途中で辞めた子どもはいません、
引っ越しとか特別な事情がある場合は別ですが・・・・・。
野球やサッカー、テニスなどいろんなことをしてきましたが何をさせても
続きませんでしたが、太鼓だけは喜んでいきます。
そうした親の声はいくつもあります。
自慢話ではなく、自由な部分が多いだけ、縛りやルールもそれほど厳密に
していないだけの話です。

上手くなった4年生を見てこれまで寝ていたウサギさんの5・6年生が
発奮してさらに高みを自主的に目指してくれたら、そんな願いもあります。
今日の4年生の演奏を聞いていて、入団した当初のことを思い出して
いました。
もじもじして、うまく叩けないと何も言わずにさっと太鼓の前から姿を
消して集団の後ろでじっとうつむいている、そんな子どもが今は
堂々と自信をもって太鼓に向かっています。
「ギュっ」としてやりたいわ、そう言うともじもじした子どもに戻っていたのが
印象的でした。

Posted by いとう茂 at 23:20│Comments(0)
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