2021年07月27日

メダルの価値

コロナ禍の中で開催に踏み切られたオリンピック、
日本勢のメダル獲得が続いて、マスコミは連日大賑わい、
テレビは視聴率、新聞は購読数、マスコミも商業である以上、収益を
無視した報道はできない、それはよく分かって打っています。

日本人初の金メダルは柔道の高藤選手でした、5年前はリオで
銅メダルでその雪辱を果たした形になり、マスコミもそのあたりの
報道をしていました。
翌日は水泳の大橋選手が金メダル、午前中の決勝で心配も
あったようですが見事な結果を出しました。
滋賀県出身ということで、応援しながらレースを見ていました。
昼のワイドシーでも取り上げられていました・・・・・。
それが夜になると柔道の阿部兄妹の同日金メダルの報道で
消えてしまいました。

阿部兄妹の金メダルの余韻が残る翌日は・・・・・。
スケートボードの若い男女の優勝で余韻は吹き飛び、最後は
卓球の水谷、伊藤ペアが中国に競り勝ち、卓球界で初めての
金メダルで前日の大橋選手や二日前の高藤選手の金メダルは
ずいぶん前のことのように感じてしまいます。
卓球ペアの陰になったように柔道の大野選手の連覇は、あまり
大きく報道されませんでした。
見ている方は次から次とメダルの報道でワクワクしますが、打ち上げ
花火のようにすぐ次の花火に消されてしまうのは・・・・・。
世の中がそれだけスピードアップしているのについて行けない
自分なのか、そこまでスピードを上げないと国民に見てもらえないのか、
まさか・・・・・コロナのことを忘れさせるためにスピードを・・・・・。

ともあれ、金メダルだけでなくメダルを獲得された選手を心から
祝福したいと思います。
男子アーチェリーの団体の銅メダル、男子体操団体の銀メダルも
よかったと思います。
残念なのは・・・・男子体操団体で連続金メダルならず・・・・・・。
この報道はないと思います。

メダルの価値は周りが決めるものではありません、色はどうあれ
世界で3位以内に入るためにどれだけ自分で自分を追い込み
苦しい練習をしてきたか、雑音もあったでしょう、もっと思いを
馳せればオリンピックに出られるだけでもう勝者と言っても
いいのか・・・・そんなことを感じています。

Posted by いとう茂 at 15:29│Comments(0)
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