2021年08月12日

ハチ公物語 クイール 南極物語

時間があるときに見ようと毎週テレビ番組を録画しています。
見ては消し、録画する・・・・この繰り返しですが、健さんと
吉永小百合、中島みゆきの番組は別格で、ずっとデッキに
保存しています。
小さい犬がいるせいか動物の番組は海から陸、空までジャンルを
問わずにいったん録画、そんな中で最近犬を主人公にした
映画を録画していました。

1本は以前にもリアルタイムで見たことのあるハチ公物語、
これは外国版の映画もありました。
そして、盲導犬の映画のクイール、盲導犬の映画は
大竹しのぶが主役の映画もありました。
2本とも生まれた時から命が尽きる時までの映画で、
プラスとマイナスの落差、そういえばいいのか・・・・・。
元気で上り坂の時と老いて下り坂の時、その落差かな。

思い出して、健さんの南極物語も見ました。
ハチ公物語と南極物語は、事実に肉付けして映画の筋書きが
作られている部分が多く、クイールはほぼ事実、そんな違いは
ありますが、見る方が感情移入してしまうのは、「命」を
見据えて訴えかけているからなのかと感じます。

生きているものはいつか死にます、自分の所で飼っている動物と
対比して見るから押し寄せる感情の波も大きいように思います。
ハチ公もタロとジロもある一定年齢以上の人なら知っている
はずだと思います、それでも年老いた犬や猫の世話ができないと
保健所や愛護センターに持ち込んだり、ひどいのになると
捨てられたりします。
日本人の精神構造を疑いたくなるような行為が多くあり、
ペットが上り坂の時に飼い主だけが癒されればそれでいい、
ホントにいいのと言いたくなります・・・・・。
3本の映画が言いたいのは、こうした事実があったということ
だけでなく、命の尊さ、はかなさを犬を通して語りかけている、
今や犬、猫は同居人として立派に市民権を得た感がありますが、
翻って人間の命の尊さ、はかなさを知ってほしい、
虐待行為やハラスメントを中心に据えた映画を見る気になるのだろうか・・・・。
ふっとそんなことを考えていました。

Posted by いとう茂 at 15:10│Comments(0)
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