2021年10月08日

相模原障害者施設殺傷事件に関する市民の声 その4

今回のブログは「共生社会等に関する基本理念等普及啓発事業」主催 厚生労働省  実施 公益財団法人糸賀一雄記念財団が発行されたテキスト資料からの引用です。
今回の事件をどう考えるかの材料になればと思いアップしました。
シリーズでお届けする予定ですので、すべてをお読みいただき参考にしていただければと思っています。


戸惑う障害のある本人達からの声

私は、30代女性、脳性麻痺及び知的障害を持っています。
相模原市の殺傷事件をニュースで知り、驚き、怒りを覚え、まるで心がえぐられたかのような気持ちになりました。
私もこの事件の被害者のようになるのではと、恐怖を感じ、新聞やテレビからの情報を見て、昨日は情緒不安定になりました。
私のように脅威に思っている人は多いはずです。
どうか会長さんのお言葉が皆さんに届き、私たちがいきいきと生きていけたらと思います。
是非、報道で私たちの気持ちも伝えて欲しいと考えております。

こんばんは。
障害者の、施設ニュースみましたね。
障害者だって、一生懸命頑張ってるのに、その人は、そんなふうに、思ってたんだね。
ざんねんな、気持ちだった。

今日朝かなり私相模原施設事件ビックリしました。
私なりに朝つらい今日施設事件これから安心できない事施設大変なりそうです。
施設泊まり職員さん情報ありません。
その時の職員さん、どうか?
情報教えて下さい。
よろしくお願いします。

元職員がこんな事件を起こすなんて、とても怖いです。
1番悲しいのは障害者は死んでもらいたいという言葉を聞いてとてもショックです。
私達、障害者これからどうすればいいんだろう。
他の支援者や全国のかたも犯人と同じ気持ちになったりするのか、支援者のことを信じられなくなります。

今回の相模原の事件に憤りを感じます。
皆様達が書いてくださったメッセージを読ませて頂きました。
私は10年以上前からの境界性人格障害、鬱病、不安障害を持つ40代の人間です。
精神障害だから、動く事は出来ますが心のコントロールが出来ません。10年以上も苦しみ、あるいはそれ前からイジメや、家庭環境を含めると35年位になるのかな、って思います。
いつも何かに怯え、一人ぼっちで、何も言えず、苦しんでいます。
施設に入ることはなかったのですが、入院は何度かあります。
親は認めるのが嫌みたいで、小さい頃から親の目を気にして生き、そして、年月が経ちました。
子供の頃の記憶って、怖いくらい覚えているものですね。
障害者は安楽死した方がいいと言う、犯人は薬物に手を出していたようですが、あたしは、お前が死ねばいいって思ってしまう位傷つきました。
同じ苦しみを持つ障害者として、亡くなられた方にお悔やみ申し上げるとともに、怪我をされた方も早く治って頂きたいし、他の障害を持つ方にも、他にも応援してるんだ、苦しんでいる人がここにもいるんだっていいたいです。
一時、自殺未遂もした私ですが、未だにリスカや、オーバードーズも治らない私です。
仕方がないので苦しいけど生きています。
助けて欲しいです。でも生きています。

この度の障害者施設殺傷事件においてインターネットSNSでの障害者差別が犯人に影響を及ぼした危険性を感じ、多くの方に考えていただきたくメールを差し上げました。
私の母も自宅と介護施設の両方の介護を受けております。
この先、危険な考えが若い方に広がり障害者が被害や不快な思いをさせられるのではないかと怖くてなりません。
特に「2ちゃんねる」、Facebook、Twitterでの書き込みはいつ事件が起きても不思議ではないですし、次の予備軍がいるかも知れない気配です。
誰かが「障害者や老人は生きていても仕方ない」と常に書いています。そういった書き込みの監視、報告を徹底するように働きかけをどうかお願いいたします。
Facebookでも「NHK 介護 殺人」のコメントにもそういったことを増長する人が書き込みを行っており、それに対して「イイね」が誰より沢山ついています。
団塊の世代を中心とした右翼思想の方々が最近、目立ってこういう過激な発言や活動をしています。
そういった勢力がマジョリティにならないように障害者と家族、友人は障害者を守らなければならないと思います。

Posted by いとう茂 at 14:44│Comments(0)
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