2021年10月26日

10月の面談もあと2日

10月も最終週に入っています、ここまでの水曜日と日曜日はえこステの
釣り大会以外はすべて面談でした。
重い内容の面談もありましたし、親の方に子どもと離れて自分の時間を
持つように勧めた面談もありました。
残りの2回は、一組は釣り大会にも参加予定でしたが、
子どもが絶不調で家から出られない状態になり、
現在は休養をしてエネルギーを充電している当事者を持つ相談者、
そしてもう一組は不登校の相談で、初めてえこーに来る相談者です。

どちらも重い内容になりそうですが、じっくり話を聞いて方向を
決めたいと思います。
来月も初めての相談者が続きます、全て不登校の相談でコロナの影響で
不登校になったのか、それとも不登校気味だったのが外出自粛の
閉塞感から、さらに進んでしまって完全な不登校になったのか、
こちらも話を聞かないと対応が決められません。

相談者はほとんどが親ですが、自分が何とかしなければと強い思いを
持っている親もいれば、あちこち相談に行って話を聞いてもらい、
聞いてもらったら何とかしてくれると考えている親もいます。
そこで思い通りの結果が出なかったら、次の支援機関へ移るの繰り返しです。
相談の方法にも正解はないのかも知れませんが、
えこーを含めた支援機関はサポート、寄り添いはできても
親の代わりはできません。
一番長く当事者と接している親が動かないと進展はありません。
無理やり家から連れ出して施設に入れて隔離生活、
そうした業者もありますが、これでよくなるとは考えていません。
当事者の中には何らかの精神障害がある人もいます、
そうした障害と向き合って自分の限界はここまで、
これ以上頑張ったら疲れて動けなくなってしまう、
自分が苦しいのは障害のため、だから動かずに今はじっとしている。
そうした自分との付き合い方が受け入れられれば日常生活も
楽になるのですが、多くはもっと頑張らないと、ここまではやらないと、
と限界以上の頑張りで二進も三進もいかなくなるのが多いように思います。
そうした人たちも含めて隔離生活で規則正しく就寝起床といっても、
それには大きな無理があるように思います。

死んだ親父の口癖が「安物の木は早く大きくなる」でした、
回り道や休憩をしながらのひきこもりや不登校の当事者は、
ある意味じっくりゆっくり大きくなる木です。

Posted by いとう茂 at 13:01│Comments(0)
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