2021年12月09日
自主研修
保護司会の自主研修会がありました。
テーマは「生きづらさを考える」で、どんな話だろうと期待して行きました・・・・・。
大枠の話で個別の具体的な話は出ませんでした。
様々な生きづらさがあります、その生きづらさからついつい犯罪に
手を染めてしまう、貧困、障害、愛情不足・・・・そんな根っこを持った
保護観察対象者に対して、どのように接するか・・・・。
そこまでの話があるとよかったのですが、一般社会の中で精神障害の
比率は2~3%、犯罪者の中での精神障害の割合はおよそ15%、
精神障害がある人が犯罪者ではありません、講師は観察所の所長で
誤解を招かないように注釈もありました。
聞きたかったのはそうした精神障害のある、
保護観察対象者を担当した保護司には、観察所として例えば専門の
福祉職員も配置していますし、いつでも相談に乗ってくれます・・・とか、
対象者の経歴の中に書いてある障害については、
このような特性があり面談の時はこうした点には特に注意してください、
そんなことです。
精神障害の中の発達障害だけを取り上げても、
一度聞いたくらいでは理解できませんし、保護司もそうした分野には
知識がない人が圧倒的に多いと思います。
人とのコミュニケーション能力が非常に低い、言葉をうまく話せない、
そうした対象者が面談で保護司とうまく会話がかみ合うとは考えられません、
聞いても返事がない、保護司によっては大声で返事を迫る人もいるでしょう、
そうなると対象者はパニックを起こしてさらに黙り込むか、
大声を出して部屋の中を走り回るかもしれません。
そうした人への対処法をあらかじめ保護司が学習していれば、
面談も穏やかに終了すると考えられます。
えこーをしていなければ、大枠の話だけで納得していたかもしれません。
ひきこもりや不登校の人に生きづらさがあるということだけを理解しても、
その生きづらさは何なのか正体を見極めて、本人と家族にも
受け入れてもらったうえで、本人にあった方法を考えて、
これからのことを考える。
例えば就労なら、人と話すことが苦手で一度に多くのことを
言われるとパニックになってしまう、比較的集中力はある方・・・・
こんな人には単純作業を一人で行える職場探し、
製品の箱詰めや袋詰め、箱折りや封筒張り、製品の洗浄、他にもあると思います。
適職を見つけるのは簡単ではないと思いますが、そのために支援機関があります。
同じように保護司がそこまで寄り添えるか・・・これからの課題になりそうです。
テーマは「生きづらさを考える」で、どんな話だろうと期待して行きました・・・・・。
大枠の話で個別の具体的な話は出ませんでした。
様々な生きづらさがあります、その生きづらさからついつい犯罪に
手を染めてしまう、貧困、障害、愛情不足・・・・そんな根っこを持った
保護観察対象者に対して、どのように接するか・・・・。
そこまでの話があるとよかったのですが、一般社会の中で精神障害の
比率は2~3%、犯罪者の中での精神障害の割合はおよそ15%、
精神障害がある人が犯罪者ではありません、講師は観察所の所長で
誤解を招かないように注釈もありました。
聞きたかったのはそうした精神障害のある、
保護観察対象者を担当した保護司には、観察所として例えば専門の
福祉職員も配置していますし、いつでも相談に乗ってくれます・・・とか、
対象者の経歴の中に書いてある障害については、
このような特性があり面談の時はこうした点には特に注意してください、
そんなことです。
精神障害の中の発達障害だけを取り上げても、
一度聞いたくらいでは理解できませんし、保護司もそうした分野には
知識がない人が圧倒的に多いと思います。
人とのコミュニケーション能力が非常に低い、言葉をうまく話せない、
そうした対象者が面談で保護司とうまく会話がかみ合うとは考えられません、
聞いても返事がない、保護司によっては大声で返事を迫る人もいるでしょう、
そうなると対象者はパニックを起こしてさらに黙り込むか、
大声を出して部屋の中を走り回るかもしれません。
そうした人への対処法をあらかじめ保護司が学習していれば、
面談も穏やかに終了すると考えられます。
えこーをしていなければ、大枠の話だけで納得していたかもしれません。
ひきこもりや不登校の人に生きづらさがあるということだけを理解しても、
その生きづらさは何なのか正体を見極めて、本人と家族にも
受け入れてもらったうえで、本人にあった方法を考えて、
これからのことを考える。
例えば就労なら、人と話すことが苦手で一度に多くのことを
言われるとパニックになってしまう、比較的集中力はある方・・・・
こんな人には単純作業を一人で行える職場探し、
製品の箱詰めや袋詰め、箱折りや封筒張り、製品の洗浄、他にもあると思います。
適職を見つけるのは簡単ではないと思いますが、そのために支援機関があります。
同じように保護司がそこまで寄り添えるか・・・これからの課題になりそうです。
Posted by いとう茂 at 14:17│Comments(0)