2022年01月21日
あっちもこっちも骨折⑤
あっちはどうしとるんやろう・・・。
そんな思いが通じたのか病院から電話がありました。
「●●さんのことですけど、銀行の暗証番号が思い出せないって
言うことなんで・・・・」
「それって認知症ということですか」
「恐らくそうだと思いますが、それも詳しい検査をしてみないとわかりません」
「そう言えば救急車で運ばれた時にも、サークルの代表がろれつが
回らないと言っていましたが、昨年の暮れにうちに来た時には
普通に会話をしてたんですけどねぇ、通帳と印鑑は持ってないのですか、
運んでくれた救急隊の人に確認しようと思ってたんですが、
救急車にのせる時に、何か必要な物はあるか聞いてくれたかどうかを。」
「こちらも荷物を調べてないので分かりませんが、一度調べてみます」
「荷物があるということは何かを持って入院してるということですね、
家で転倒して骨折ですから救急隊員が聞いてくれて荷物を
持ちだしたんだと思いますよ、一度調べてください。」
「分かりました、それでお電話したのは暗証番号を思い出されたら、
伊藤さんの方で引き出してもらったもいいですか」
「それはいいですけど、いくら預金があるのか、
どんな支払いがあるのかは分かりませんよ」
「そうですね、来月が年金の月なので病院の支払いなどは
それでいけると思っているんですけど」
「入院中でお金を使うことができませんし、引き出すことができないなら
引き落としの分があるかないかで、あっても食べるお金は必要ですから
いくらかの預金はあると思います」
「それと、ある程度入院したらリハビリ病院へ転院になります、
そこで2・3か月過ごして自宅へ帰ることになります、
その間に自宅で生活できるように準備をお願いしたいのですが」
「そのことは入院した日に看護士さんから聞きましたが、
自宅はごみ屋敷でとても介護用のベッドが入るスペースはありません、
両親の遺骨も置いたままでごみの中で暮らしている状態で、
自宅を掃除するよりも市営住宅に入居できないか考えているんです。
こちらもこの先ずっと面倒が見られるか自信がありませんので、
大津社協の権利擁護グループにつないでもらって金銭の管理を
お願いするつもりです」
「そうですか、社協の担当の方はどなたですか、
こちらからも連絡して今後のことを話してみます」
「△△さんです、お願いします。家を売ると言っても名義が父親のままで
相続が終わっていませんので、そこから始めなければいけませんが、
コロナで面会ができないということなので、本人と話ができないと
進めることができません」
「そういう事情なら、社協と話をして短時間でも面会の時間を作ります、
その時は伊藤さんも同席頂けますか」
「そのつもりです、本人は他人事みたいな話をしてませんか、
何でも伊藤さんに頼んでくれ、そんなことを言ってないですか」
「言うてはります・・・・」
「昔から無責任なところがありますので、そういう時はビシビシ
怒ってくださいね、きつく言わないと分からない人間ですから」
「わかりました・・・」
具体的には近々に面談ができること、それだけが決まりそうですが、
面談の内容はこちらの考えを理解させることです、
それさえ理解すれば相続の申告と自宅の売却、
そして市営住宅への入居まで一直線に進みそうです。
先はまだ長くなりそうですが・・・・。
そんな思いが通じたのか病院から電話がありました。
「●●さんのことですけど、銀行の暗証番号が思い出せないって
言うことなんで・・・・」
「それって認知症ということですか」
「恐らくそうだと思いますが、それも詳しい検査をしてみないとわかりません」
「そう言えば救急車で運ばれた時にも、サークルの代表がろれつが
回らないと言っていましたが、昨年の暮れにうちに来た時には
普通に会話をしてたんですけどねぇ、通帳と印鑑は持ってないのですか、
運んでくれた救急隊の人に確認しようと思ってたんですが、
救急車にのせる時に、何か必要な物はあるか聞いてくれたかどうかを。」
「こちらも荷物を調べてないので分かりませんが、一度調べてみます」
「荷物があるということは何かを持って入院してるということですね、
家で転倒して骨折ですから救急隊員が聞いてくれて荷物を
持ちだしたんだと思いますよ、一度調べてください。」
「分かりました、それでお電話したのは暗証番号を思い出されたら、
伊藤さんの方で引き出してもらったもいいですか」
「それはいいですけど、いくら預金があるのか、
どんな支払いがあるのかは分かりませんよ」
「そうですね、来月が年金の月なので病院の支払いなどは
それでいけると思っているんですけど」
「入院中でお金を使うことができませんし、引き出すことができないなら
引き落としの分があるかないかで、あっても食べるお金は必要ですから
いくらかの預金はあると思います」
「それと、ある程度入院したらリハビリ病院へ転院になります、
そこで2・3か月過ごして自宅へ帰ることになります、
その間に自宅で生活できるように準備をお願いしたいのですが」
「そのことは入院した日に看護士さんから聞きましたが、
自宅はごみ屋敷でとても介護用のベッドが入るスペースはありません、
両親の遺骨も置いたままでごみの中で暮らしている状態で、
自宅を掃除するよりも市営住宅に入居できないか考えているんです。
こちらもこの先ずっと面倒が見られるか自信がありませんので、
大津社協の権利擁護グループにつないでもらって金銭の管理を
お願いするつもりです」
「そうですか、社協の担当の方はどなたですか、
こちらからも連絡して今後のことを話してみます」
「△△さんです、お願いします。家を売ると言っても名義が父親のままで
相続が終わっていませんので、そこから始めなければいけませんが、
コロナで面会ができないということなので、本人と話ができないと
進めることができません」
「そういう事情なら、社協と話をして短時間でも面会の時間を作ります、
その時は伊藤さんも同席頂けますか」
「そのつもりです、本人は他人事みたいな話をしてませんか、
何でも伊藤さんに頼んでくれ、そんなことを言ってないですか」
「言うてはります・・・・」
「昔から無責任なところがありますので、そういう時はビシビシ
怒ってくださいね、きつく言わないと分からない人間ですから」
「わかりました・・・」
具体的には近々に面談ができること、それだけが決まりそうですが、
面談の内容はこちらの考えを理解させることです、
それさえ理解すれば相続の申告と自宅の売却、
そして市営住宅への入居まで一直線に進みそうです。
先はまだ長くなりそうですが・・・・。
Posted by いとう茂 at 12:07│Comments(0)