2022年02月03日

貸して不仲になるよりは・・・・

「貸して不仲になるよりは いつもニコニコ現金払い」飲み屋さんや食堂に
よく張ってありました。
こうした張り紙もキャッシュレス時代の到来で文言が変わってくるのでしょうか。
この前テレビでキャッシュレスが子どもたちに及ぼしている影響を
取り上げていました。
お札と硬貨の価値が分らない、1000円札と500円玉とどちらが
価値があるか・・・・500円玉。
キャッシュレスならいくらでも使えると思っている、親に内緒で
スマホからアクセスして、150万円の契約を結んで、
完了のメールを削除・・・・親に請求、親びっくり・・・・・、
猫に小判・・・小判を持たせた親が悪い。
現金で買い物をしてお釣りの計算が分らない。
キャッシュレスについて日本はどちらかと言えば欧米よりも
遅れていますので、まだまだこれから深刻な問題が
出てくると考えられます。
一家の収入が分らない子どもに使い方だけを教えると
こうした事態が起きるのは目に見えています。

コロナの第6波が猛威を振るっていますが、政府は経済活動優先で
自宅待機の期間短縮、黄信号でも横断歩道を渡りなさい、
と言っているように思えるのですが、キャッシュレスも経済活動を
より円滑にする半面、お金を稼いだことのない子どもたちに
弊害が起きてしまいそうに感じます。
いじめを受けて親の財布から現金を抜き取っていた、そんな報道は
これまで何度も耳にしてきましたが、カードしか入っていない財布から
抜き取るとすれば・・・カード・・・一家の全財産を巻き上げられた、
母親のへそくりを子どもが勝手に持ち出した、そんな報道もあるのでしょうか。

子どもの頃に貯金箱に小銭を入れていた記憶があります。
いっぱいになる前に開けるのが常でしたが、
最近は小銭も枚数が多くなると手数料をとられます。
これもキャッシュレス推進のためか、それとも小銭を扱うのが
面倒な銀行の我がままか・・・。
これからの子どもたちは貯金箱とは無縁の生活になるのでしょうか、
1円を笑う者は1円に泣く、そんな格言がありましたが
1円玉を笑う者は1円玉に泣く、そんなことがありませんように・・・。

Posted by いとう茂 at 11:35│Comments(0)
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