2022年02月07日

また一人亡くなりました

2月2日にまた訃報が届きました。
50代の男性で、えこーの賛助会員にもなってもらっていた人です。
前職の時には大変お世話になり、多くのことを教えてもらいました。
昨年の秋からこれでえこーの賛助会員が4名亡くなり何とも言えない気持ちです。
昨年の保護司会の研修会で、久しぶりに会った保護司に近況を聞くと、
亡くなった男性の代わりに職場に行っているということでした。
時間がなかったので詳しい話ができませんでしたが、
あれから2か月余りしかたっていません。
人の命は年齢と関係ないのかも知れませんが、自分よりも若い人が
亡くなることは辛く悲しいものです。
1月に賛助会費を振り込んでもらい、その礼状もまだ出せていません、
病院か自宅かどちらで療養していたのかも知れませんが、
苦しいさ中にえこーの賛助会費を忘れずにいてくれたのが、
今になれば余計心苦しく思います。
スタッフ一同、この気持ちに報いるために一層精進しなければ、
と話をしました。

少し距離がありますが落ち着いたころに、この男性と私の同級生に
花でも届けようということになりました。
こうした身近な人が亡くなると、蓮如の御文が途切れ途切れですが
頭に浮かんできます。
「朝には紅顔ありて 夕べには白骨となれる身なり・・・・・・・」
いずれ私の順番が回ってきます、早ければ今夜かも知れません。
寿命が尽きるということは必然のことです、愚かな人間ゆえに
ずっと先まで必然ではない夢を描いている。
人は命が消える瞬間に何を考え、何を思うのでしょう。
そしてそのことを残せるといいのですが、おそらく未完の思いを抱いて
この世と決別するのだと思います。

人が死ぬ、人に限らず命あるものはいつかは死に絶えます。
最近身の回りの人の死が多いのは、
今に限ったことではないのかもしれないと感じます。
自分が送る方から送られる側に移りつつあるから、
人の死が身近になってきた、それが正解ではないでしょうか。

Posted by いとう茂 at 12:54│Comments(0)
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