2022年03月11日

あっちもこっちも骨折⑮

3月4日はあっちの転院の日でした。
お金を持っていないので市民病院からリハビリ病院までの料金が払えないので、
リハビリ病院に午前10時に行って欲しい。
市民病院の看護師さんからそう言われて、リハビリ病院で待っていると、
「〇〇さん、到着でーす」ロビーに女性の声が響きました・・・ここは旅館かぁ・・・・。

料金の支払いのために玄関を出ると、電動ウインチで車いすに乗ったあっちが
降ろされています。
2か月の病院生活で持病の糖尿病や高血圧も改善され、かなり細くなっていました。
病室で看護士さんが最近の体重を聞くと「75,6キロ」、20キロ以上は
減量できたのでしょうか、そう考えていましたが、
看護士さんが入院前はどれくらいありましたか「85キロ」・・・・。
これには黙ってられずに「うそを言うな、95から100キロはあったやろ」、
あっちが体重など測るわけもなく、適当なことを言っているのはすぐにわかります。
「ウエストが110から120あったんですわ」看護士さんがもう一度110から120と、
聞き返しました。

入院初日ということで、どの程度体の機能が維持できているかのテストにあっちが
出かけている間に、栄養士、ケアマネージャー、社会福祉士と立て続けに
話を聞きにやってきます。
同じこと3回も言わすなよ・・・・つい口に出てしまいました。
12時から医師による説明と今後の予定、何度私まで一緒に聞かなあかんの・・・・。
「お二人はどんな関係ですか」
「友人です」
「友人ですか・・・」
「他人です」
3か月間毎日3時間のリハビリだそうで、集中的にきつめのリハビリを続けるという
説明があり、先ほどのテストの結果は53点、1点から7点までランクがあり、
最高が91点だったと思います。
「えっ、そんなにあるんですか、6掛けやないですか」
「ええ、転倒の恐れもあるので補助具や看護師の手助けも入っています」
かなり下駄をはかせてもらってんだ・・・・。
実際にはもっと低い点数ですが、ここは病院に任せるしかない、
と思い話を聞いていました。
社協の権利擁護グループと看護士、本人、そして私の4者面談を
お願いしたのですが、コロナでできないのでズーム会議が決まりました。
それまでに社協と作戦会議をして、優先順位を決めておかないと、
足並みが乱れてしまいます。
帰り際に、あっちが「小遣いはないの・・・」
「財布にいくら入ってるの」
「2円か3円」
「それだけあったら十分や」
この期に及んでまだ金を使おうと思っている、無神経な人間です。

Posted by いとう茂 at 14:19│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。