2022年04月25日

子の心親知らず 親の心子知らずvol2完成

えこーが一昨年度から始めた事業ですが、昨年度もひきこもり・不登校の
親子にお願いして手紙を書いてもらい、それを見開きのページに並べて
冊子にする事業がこれで完成しました。
応募数が一昨年度と同じ数でしたが、
新しい応募者もいますし昨年に続いても家族もいます。
どれも重い内容の手紙ばかりで、ひきこもり・不登校の当事者と
家族の気持ちが伝わってきます。
第1号は新聞で紹介されましたので、県内各地から引き合いがあり、
えこーの費用負担で送らせてもらいましたが、
今年度は実費を賛助会費という形で頂こうということになりました。
えこーの活動費用は賛助会員からの会費とえこーのスタッフの
会費しかありません、無料で配布するのは36学区の市民センターと
社協、保健所、すこやか相談所などの約50の支援機関に各20部ずつ、
それと賛助会員に送るものです。
印刷代も送料も結構負担が大きいので、仕方がありません。
今年も新聞掲載をお願いしたいと思いますが、
その時の紙面の空き状況と記者の意識にかかっています。

今回も公的支援機関経由の応募はありませんでした、
一人でも二人でも手紙を書いてくれるようにお願いしてくださいと、
七重の膝を八重に折り・・・丁寧にお願いしたのですが。
これもひきこもり・不登校の当事者と家族の社会参加の意味があるのですが、
理解いただけないのか、書く気力もない当事者と家族なのか・・・・。
社会参加もありますし、
ひきこもり・不登校への理解を深めてもらう啓発冊子でもあります、
それだけに費用負担をお願いすることに気が引けるのですが、
えこーの台所事情も決して豊かではありませんので・・・・。
紙質を落として少しでも費用を抑えることも考えましたが、
書いてくれた人が手にした時に・・・立派だと・・・感じて欲しい。
自分が書いた手紙がこれだけ厚い紙に印刷されて嬉しい、
それも自己肯定感を高めることになります。
そんな気持ちがありますので紙質も落とせません。
この事業はえこー単独で今後もずっと継続を決めています、
冊子が入った箱の山を見てばかりはいられません、これから郵送と手配りの準備です、
5月の連休があるのとえこーの面談や家族会もありますし、
ごみ屋敷の掃除もありますが、なるべく早い時期に支援機関や市民センター、
そして賛助会員に届けたいと思っています。
さぁ、忙しくなるぞぅ・・・もう十分忙しいのになぁ。

Posted by いとう茂 at 15:04│Comments(0)
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