2022年10月30日

アメンボのようなクモが

どうでもいい話の第2弾です。
庭にいくつかクモの巣があります、クモは蚊などの虫を捕食してくれるので、
基本的には殺すことはありません。
メダカのいる池の上にもクモの巣があります、6月頃にはアメンボのように細いクモでした。
それが最近ではよく太って一回り大きなクモに変身しています。
暑い夏にもしっかり虫を捕食していたのだと思います。
一回り大きくなったと言っても、せいぜい3・4センチです、
小さい体から糸を出して大きな巣を作って食べるものを確保しています。
クモはいつからいるんだろう、そんな疑問が出てきて調べると、
3億年とか5億年前の化石があるということです。
その時から今のようにクモの巣を作っていたのかは分かりませんが、
巣らしきものはあったのではないかと思います。
生きるための知恵ですが、琵琶湖の魞の歴史は1000年以上と言いますし、
海で魚を捕る定置網は足利時代から江戸時代が起源のようですので、
400年から700年の歴史になります。
自分が食べるだけの魚なら素手で捕まえて、ということになりますが、
クモの巣を捕獲道具と考えるなら魞や定置網の歴史はクモの巣の足元にも及びません。
クモには飛んでいる虫を捕獲する手段がなかった、
クモを作られた神様がクモに粘着質の糸を授けられて、
クモは子孫へとタスキを渡し続けることができているのかも知れません。

「株を守りて兎を打つ」守株のことわざになっている、百姓が畑を耕していると、
1匹の兎が穴を飛び出して木の株に頭を打ち付けて死んでしまった。
労せずして兎を手に入れた百姓は、畑仕事もせずにそれ以来は、
毎日木の株をじっと眺めていたという話と
クモの巣で虫がかかるのをじっと待っているクモが重なりますが、
百姓は笑い話でクモは生活の手段、ここに大きな違いがあり
5億年前から生き延びてきた実績を感じます。
どうでもいい話でした。

Posted by いとう茂 at 12:36│Comments(0)
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