2023年05月14日
ゴミ屋敷の主
えこーの広報紙を支援機関と市民センターに配っている時に携帯が鳴りました。
見ると知らない番号だったのですが、新しい相談の申し込みかと思い出ると・・・
昨年の1月に骨折して入院したゴミや屋敷の主でした。
携帯料金も未納でしたので、解約して新しい携帯を持ったようです。
「市営団地の申し込みをして、保証人には従兄弟になってもらったけど、
緊急連絡先に茂ちゃんなってくれへんか」
運転中でしたので折り返して電話すると言って一旦切りました。
これはおかしい・・・現在はアパートが見つからず、シェルターにいるのですが、
アパートを探すのは大津社協がやってくれています。
「また、勝手なことをしとるに違いない」
そう考えて社協の権利擁護グループに電話すると、運よく担当の職員がいました。
市営住宅の話しをすると案の定、担当は聞いていないということでした。
シェルターにいられるのは基本的には最長6か月で、
その期間を過ぎていますから社協の方も探しているのですが、債務整理が進んでおらず、
どれだけ新しい住居に費用が充当できるか分からない様子でした。
債務のことを聞くと、こちらにも影響が出てきそうなのでそのことには触れずに、
緊急連絡先は私より社協の方がいいのでは、とだけ伝えて電話を切りました。
保証人の従兄弟という話も怪しいものです、
これまでに親戚の話は一度も聞いたことがありません。
亡くなった両親が健在の頃に年賀状のやり取りがあった程度だと思います。
ワンルームを借りて物を置かないようにしないと、ゴミ屋敷になるのは目に見えています。
市営住宅なら3部屋くらいはあるでしょうから、
弁当の空とペットボトルは確実に増えますし、洗濯していない下着や服も増えていきます。
ゴミの日にゴミ出しをするとは考えられませんし、分別も出来ないと思いますので、
市営団地の住民とのトラブルは避けられないと思います。
仕事は定年後もしていましたので、年金はしっかり入りますが、
債務の返済のことを考えずに収入だけを考えて、使えるお金の計算をしているのだと思います。
社協の権利擁護グループも、もっとビシッと言って本人に渡すお金を締めないと困るのですが、
どうやら押し切られているようです。
またまた、厄介な話が出てきそうな予感です。
Posted by いとう茂 at 11:56│Comments(0)