2023年05月20日

CMを見ていて

民放のテレビ局ではCMが普通になっています。
番組の間に流れるCMを見ていて、
転職や人材派遣のCMが意外と多いのに気がつきました。
年功序列、終身雇用の枠組みが崩れ実力主義の社会が始まり、
売り手である働く側が、より高く自分を買ってくれる企業を探す時代に
入っているのかも知れません。
偏った見方かも知れませんが、働く側は義理人情よりも収入を重視し、
雇用する側も愛社精神や自社の製品への愛着を持つ社員よりも、
より数字を上げてくれ会社に少しでも多くの利益をもたらす
人間を求めているのでしょうか。
私の知り合いに60を少し出た人間がいます、
この人間がこうした人材派遣の会社に登録したのですが、
引き合いが一度もなかったと話していました。
うがった考えかも知れませんが、求められているのは
一定の年代と決まった職種なのかもしれません。
人生100年時代と言っても、60歳を超えると特殊な才能がない限り、
職を探しても業種が限定されるのが現実なのでしょう。
そこには60歳を超えていても、50歳の人と同じように元気に動ける・・・
そうしたことは配慮されません。
50歳なのに動きは緩慢で歩くとヨボヨボしている・・・
こちらは定年が60歳なら採用してもらえます。
応募は平等にできても、採用については不公平、
これが世の中の常識なのか・・・なっ。

Posted by いとう茂 at 23:18│Comments(0)
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