2023年10月11日

身近なことから

今年も夏が終わって、ようやく秋らしくなってきました。
テレビや新聞では異常気象の言葉をよく見聞きしました。
この異常気象の言葉ですが、
どこか他人事のようにしか感じないのは私だけではないと思います。
誰かがCO²を撒き散らかして、地球の温度を上げているわけではありません。
地球上の人間一人ひとりがCO²を出しています、
異常気象と言えばその責任を問われないのかとも考えます。
身近なところでマスコミは日常的にCO²削減に向けて
啓発してもよいのではと思います。
「車で不要、不急の外出を控える」「近くなら歩いて出かける」
「ゴミを少しでも減らす」それだけでもやらないよりは効果が出るのではないでしょうか。
企業が年間のCO²削減目標を出しているのを目にすることがありますが、
それを家庭ゴミを燃やすときに発生する、CO²に換算するとどれだけの家庭に相当する。
その数字も公表すべきではないかと思っています。
家庭の努力は微々たるもの、いまさら焼け石に水だというのなら、
これまで国は何をしてきたのか、怠慢としか考えられません。
燃焼させるとCO²を発生させる石油ですが、
かつてはオイルショックということも経験してきました。
銀座をはじめ各地のネオンサインが消えたのはCO²の削減が目的ではなく、
石油の高騰と輸入量の減少が原因で、温暖化防止が目的ではありませんでした。
子や孫ために財産を残すという人は大勢いると思います、
しかし、いくら財産を残しても、汚れた国では住めなくなるかもしれません。
「赤信号みんなで」的な発想では、
いつまで経っても改善されることはないでしょうし、むしろ悪化しかないと思います。
国も、車で不要不急の外出を控えて1か月に走行距離が30キロ減ったら、
1年間で日本のCO²がこれくらい削減できる・・・・そんな啓発をすべきだと考えます。

Posted by いとう茂 at 22:07│Comments(0)
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