2024年07月05日
完全養殖ウナギ
ニュースで完全養殖ウナギの報道がありました。
天然ウナギから卵を採取して、それを育てて販売する計画のようで、近い将来には現在の養殖ウナギに代わって、完全養殖のウナギが主流になる予定だということでした。
現在の養殖はマリアナ海溝付近で生まれたウナギの幼魚であるシラスを近海で捕獲して、それを育てていますが最近はシラスの捕獲量が減少して、ウナギの価格が上昇している原因になっています。
完全養殖まではシラスのコストを下げなければ、市場での競争力がありませんので、どこまで経費が下げられるかが課題になります。
子どものころは今ほどウナギの価格も高くなく、1年に何度か口にしていましたし、琵琶湖の湖岸でも釣れました。
特にこれからの季節はウナギ釣りのシーズンでした。
昼間に小鮎を釣針で引っ掛けて冷蔵庫で保管して、7時ころから小鮎とバケツと竿を持って歩いて湖岸まで行き、小鮎を餌にして石垣の先にドボン、10メートルほど先に放り投げて待つだけです。
毎回釣れるということはありませんでしたが、多い時には3尾釣れたこともあります。
ひと夏で30尾は釣っていたと思います、それを翌日に母親がさばいて夕食にいただいていました。
もう60年近く昔の話ですが、あの頃は琵琶湖に天然ウナギがたくさんいました。
今でも北湖では天然ウナギが獲れるようですが、市場に出回る量ではありません。
養殖のウナギといえば食物連鎖の輪には入らない生き物になります。
人間が食するためにだけ作り出され、餌も人間が作ったものを与えられる。
命の操作ということも言えると思いますが、ウナギに限らずマグロ、ハマチ、タイ、鶏卵に鶏、普段口にしている多くの食材も人間の操作で作られているものが多くあります。
完全養殖のウナギの研究も進めていただきたいと思いますが、食糧の自給率をどう上げるかにも尽力をお願いしたいと感じています。
天然ウナギから卵を採取して、それを育てて販売する計画のようで、近い将来には現在の養殖ウナギに代わって、完全養殖のウナギが主流になる予定だということでした。
現在の養殖はマリアナ海溝付近で生まれたウナギの幼魚であるシラスを近海で捕獲して、それを育てていますが最近はシラスの捕獲量が減少して、ウナギの価格が上昇している原因になっています。
完全養殖まではシラスのコストを下げなければ、市場での競争力がありませんので、どこまで経費が下げられるかが課題になります。
子どものころは今ほどウナギの価格も高くなく、1年に何度か口にしていましたし、琵琶湖の湖岸でも釣れました。
特にこれからの季節はウナギ釣りのシーズンでした。
昼間に小鮎を釣針で引っ掛けて冷蔵庫で保管して、7時ころから小鮎とバケツと竿を持って歩いて湖岸まで行き、小鮎を餌にして石垣の先にドボン、10メートルほど先に放り投げて待つだけです。
毎回釣れるということはありませんでしたが、多い時には3尾釣れたこともあります。
ひと夏で30尾は釣っていたと思います、それを翌日に母親がさばいて夕食にいただいていました。
もう60年近く昔の話ですが、あの頃は琵琶湖に天然ウナギがたくさんいました。
今でも北湖では天然ウナギが獲れるようですが、市場に出回る量ではありません。
養殖のウナギといえば食物連鎖の輪には入らない生き物になります。
人間が食するためにだけ作り出され、餌も人間が作ったものを与えられる。
命の操作ということも言えると思いますが、ウナギに限らずマグロ、ハマチ、タイ、鶏卵に鶏、普段口にしている多くの食材も人間の操作で作られているものが多くあります。
完全養殖のウナギの研究も進めていただきたいと思いますが、食糧の自給率をどう上げるかにも尽力をお願いしたいと感じています。
Posted by いとう茂 at 12:10│Comments(0)