2024年11月02日

切手の話

2日続きで郵便局に行きました。
目的は広報紙を20か所ほど郵送していますのでレターパックを買うのと、10月から郵便料金の値上げで従来の切手では料金が足りないので、差額の切手を買うためです。
レターパックも大小それぞれ80円と60円値上げになっていますので、手元のレターパックを数えて差額の切手を買いました。
普通郵便は重量が50gまでが110円になっていますので、26円の差額が生じます。
郵便局でもそのあたりは抜け目なく、26円切手が売っています。
えこーの冊子「子の心親知らず 親の心子知らず」の原稿を送ってもらう封筒には84円の切手と、子どもからの原稿募集で120円切手が貼ってあります。
これでは原稿を書いてポストに入れてもらうわけにはいきませんので、こちらも差額の切手を買って早速封筒に貼りました。
スタッフが少ないのでこうした雑用は郵便局に一番近い私の担当になります。
切手と言えば、子どもの頃は切手を集めていました、子どものことですから記念切手が出ると小遣いで1枚とか2枚、周りにも切手を集めている子どもは多く、見せあいをしていましたが中には生まれる前の古い記念切手を持っている友だちも何人かいて、いつも「ほらええやろ、こんなん持ってへんやろ」と言わんばかりに見せびらかす人もいて、羨ましいというより悔しい思い出があります。
当時は、漫画の本に切手の広告があり「千代田スタンプ」の名前だけは覚えています。
そこで買ったかどうかは記憶がありませんが、メモ用紙に鉛筆書きで注文したことが何度かあります。
届いたのは1・2度、後は届くことはありませんでした。
親には内緒で買っていましたから、封筒に10円や50円を入れて普通郵便で出していました、ジャラジャラ音がする封筒が郵便局から返送されてきたこともありましたが、ほとんどは片道で手元に戻ることはありませんでした。
なけなしの小遣いを誰がどこにやったのか、そのうち現金の送り方を年上の子どもが教えてくれましたが、送るお金と料金が変わらないので、子どもの小遣いではとても利用できずに、漫画の広告で切手を買うことを諦めました。
子どものささやかな夢をネコババした人間に罰が当たればいいと今でも時々思います。

Posted by いとう茂 at 23:26│Comments(0)
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