2011年11月16日

福知山市議会 議会報告会その2

昨日傍聴に行った、福知山市議会の議会報告会で出た
意見、要望のまとめです。

このような報告会を開催していただき
やっと市民に近づいてきた感がある。

3,4年前に市長が交代して、それから新しい情報が
公開されるようになった。市が新しくなって身近になってきた。

議員が市側にへつらっているのではないか。
一般質問の最後にありがとうと言うのはおかしい。
議会が市より下にあるように感じるが、
最近は、少し対等になってきたように思う。
二元代表制を考えるとよいことだ。

今回の統一選挙で変わったのは、
候補者がそれぞれ主義主張を述べ
自己主張をしていた。
以前は、おらが村の地元代表、
それも地元ボスの代表だった。

議会制民主主義、間接民主主義は、
直接民主主義があってはじめて実現されるもの。
議案が提示されたときに住民に意思表示をし、
住民の声を聴いて議会へ行くべき。
それをしてこなかったから形式民主主義になっていた。

形式的には手続きを踏んでいるが、
市民からは議会が遠い、市役所が遠かった。

京都府では、要望団体から予算要望があったものまで
情報公開をしている、これをしないと議員は、
どこかの利益代表と見られかねない。

この前の議会で交流プラザのことが出ていたが、
議会だよりと一致しない。
議会中継を見ているとよく分かるが、
見ていない人には何のことか分からないだろう。


要望として受け止めます。
情報公開という点で、議会だよりが、
その機能を果たしているか検証します。
全会一致で採決が行われなかった場合、
各議員がどういう態度をとったのか議会だよりの中で
報告する方向で考えている。

この報告会があることを新聞で見て喜んだ。
市民が一人でも多く参加することが
大切だと思い、友人を誘ったが、
議員は後援会の人たちの声を掛けたのか。

審査だけでなく、議員は市側の見張り番の役目を
しっかりしてほしい。

市と議会は同等、市民も同等。

6件もの不祥事があり新聞、テレビで取り上げられたのに、
議会ですんなり承認されたのはおかしい。


32200世帯に議会だよりの特別号を配布し、
新聞でも告知しました。
さらに、議員一人が50枚程度のビラを配ったが、
行き届いていないのでさらに徹底します。

行政のチェックですが、過去に市職員の
汚職事件の際、議員だけで調査特別委員会を作り、
独自に調査を行ったことがあります。

3会場の内容、資料は同じなのか。

3日間、9会場ともすべて同じです。

二元代表制のことだが、地方議会で与党、野党はない。
市民からの返還請求で返還命令が出た時、
与党の人からは、あの時、反対すればよかった
という声をよく聞く。

市長を守るという心情的なことはあると思うが、
是非のことは、後のこともよく考えて、
判断するのが議員ではないか。

交流プラザの問題もそうだが、形式民主主義
だと思うのは、自治会の運営委員会、商工会議所、
社会福祉協議会、これらは、市の天下り先であり、
補助金を市が出しているところだ。
賛否両論ある中で、要望を出すのはおかしい。


以上です。今回の質問は前段の説明に関するものに
限定されたため、地元の要望や苦情はありませんでした。

こうした議会報告会、今回は14名でしたが、その声が
市民の代表かというとまた疑問がありますが、
現時点でこの報告会で声を集約するという
方針を出されたのですから、数が多い、少ないより
声にならない声を聴く努力、議員が肌で感じている部分
そうしたところも含めて市政に反映していただけたら
身近な議会、市役所になっていくことを実感しました。

Posted by いとう茂 at 15:34│Comments(0)
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