2012年02月23日

今日は雨

細い雨が降っています。
昨日の天気とは一変ですが、しとしと
降る雨もいいものです。

昔は、雨が降るとお百姓さんが喜ぶ、
と教えられたものですが、
今や日本で一番専業農家が少ない滋賀県です。
それでも、農家はあるわけで、
誰かのためになっているのなら
雨も降りがいがあるというものです。

まだ先ですが、議会の開会中に
請願と意見書の賛否の態度表明をしなくてはいけません。
一人会派なので、結果、一人で決めます。
その分気楽と言えば気楽なのですが、
責任は自分一人で背負わなくてはなりません。

さっと読むのではなく、一字一句、吟味しながら
じっくり読まなくては隠れた意図を見落として
しまうので、結構大変な作業です。

幸い、思いは違っても一人会派3人一緒の
部屋なので、意見交換はできます。
若い二人と年代のギャップを感じることはありますが、
めいめい思いを持っているので参考になります。

1時30分からは保護司の研修です。
更生保護の視点で施策を見ることが多いのも
保護司をさせてもらっているお蔭だと感謝しています。
ともすれば、社会の陰にされてしまう人たちも
このまちで生きる権利があります。
私は犯罪とは無縁だと思っていても
明日は我が身かも知れません。
差別や偏見をこの分野でも是正していければと願い
微力ながら活動を続けていきます。

3時半からは守山で国民年金基金の会議です。
そのため保護司研修は途中で抜けますが、
こちらはこちらで、年金の上積み分を自分で掛け金を払って
確保し、将来の蓄えにと考えている国民年金加入者の
ための会議ですので、予算審議をしっかりしなくてはいけません。

保護司も年金基金も議員とは関係ない会議ですが、
回りまわって自分たちのことになって返ってきます。
世の中、行政や議員がすべて仕切っているのではないのです。
降る雨と同じで、等しく濡れる時は濡れる、恩恵にあずかる時には
これまた、等しくあずかる。

そのために、個人でできることを精一杯する。
それでいいのではないでしょうか。
仕事でも、ボランティアでも、趣味でさえも。

誰かのためになると信じて・・・・。

Posted by いとう茂 at 12:23│Comments(0)
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