2012年04月13日

インク壺

万年筆が好きで、今までに、何本か買いました。
パーカー、モンブラン、セーラー、プラチナ、パイロット、
結局、外出にはプラチナの太字、
家ではモンブランの太字。

プラチナの方は定価8,000円のを300円で買いました。
明日都で高校生がイベントをしていた時に
万年筆だけでまとめて20本ぐらい買いました。

ついでにインクも5個くらい買いました。
モンブランの黒とブルーブラック。
これも一個200円か100円でした。
定価は確か1,300円だったと思います。

スペアインクは売っていなかったので
インク壺にペン先を付けて書き味を試し
残った万年筆は5本くらいでした。
後は全部、人にあげてしまいました。
自分一人ではそんなに使えるはずもないし、
粗末にしてしまいそうだったから。

モンブランの太字にはこだわりがありました。
外国との調印式で太い万年筆を見て虜になったのです。
もう20年以上前に買ったのですが、
今なら、絶対に買おうとは思わない値段でした。
それに、日本には中字くらいしかなく、わざわざ
ドイツから取り寄せてもらいました。

インクは吸い上げ式なのでインク壺は必需品です。
モンブランのインク壺は昔はペン先の形でしたが、
今は靴の形に変わっています。

年賀状や手紙のあて名書きに使うのが主な使用
ですが、思いのある文章はこいつと決めています。
文字がもう少しきれいならモンブランも救われるのですが・・・。

いくつかあるインク壺のインクも少しずつ減っています。
あと何人のあて名や文章を書くのでしょう。
思わぬひらめきやアイデアをくれるインク壺。

人も寿命をすり減らしても、何かの役に立てるのなら
満足なのかもしれません。

こんな私でもいることを喜んでくれる人がいるなら…

Posted by いとう茂 at 13:30│Comments(0)
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