2012年05月21日

日食に思う

マスコミや政府も日食は裸眼で見ないように
呼びかけたおかげで、専用の眼鏡がよく売れて
いるらしい。

古代の人にとって太陽や月は信仰の対象でした。
科学や情報のない当時なら、日食はわけのわからない、
恐怖すら覚える出来事であったかもしれません。
きっと、大騒ぎで走り回っていたことでしょう。

専用眼鏡がいつまで各家庭や職場にあるのでしょう。

神か仏か知らないが、流されやすい人間に対して
メリハリをつけているのだろうか。

1日は1日。特別な日などない、しっかり生きるようにと・・・・・。

そういえば、人間は二度死ぬと何かで読んだことがありました。
一度目は、命の終わり、寿命が尽きる死です。
二度目は人々の心から消える日です。

先週の月曜日に何があったか、二日前の夕食に
何を食べたのかスッといえる人は少ない気がします。

覚えていないからしっかり生きていないとはすぐに
結びつかないかも知れませんが、強烈な印象が
ないことは事実でしょう。

次の日食まで眼鏡を残す人はいないでしょうが、
目にした光景だけでは心に留めたいものです。



Posted by いとう茂 at 18:53│Comments(0)
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