2013年03月25日

演じる

昨日は午前中、明日都で秀吉から徳川時代までの
日韓交流の歴史について講演会が開催されました。
参加者は少なかったのですが講演を聞いていて
人の世の恨みつらみは、本当に孫末代まで
続くものだと認識しました。

恨みをかうのも人間なら恨みを消すのも人間です。
長い時間がかかっても相互理解をする必要性を感じました。

今から30年以上前のことですが、経済講演会で、
今後、日本と中国の関係は悪化するでしょう、
中国の経済成長に立ち向かうために、日本は韓国と手を結び
対抗する時代が来ると思います。

そんな話を聞いた覚えがあります。
領土問題で韓国との関係は良好とは言えませんが、
北朝鮮の動向で東アジアの平和が脅かされています。
そう言った状況で今後は韓国との情報共有を行い
連携をしていくことになるでしょうがよい方向に向かえばと願います。

ただ、国益が絡むので日本の外交力がどこまで
発揮できるか疑問ではありますが・・・・・。

午後からは、ある会の発足総会でした。
15名ほどで立ち上げとなったのですが、同級生ががんばって
根回しを行い発足までたどり着いた次第で、当然、彼が
会長に指名されました。

当分この会とのご縁も続くと思いますので、協力して
盛り上げていこうと思っています。

その席で特別講演として40分あまり講演をいただいたのですが、
終了後その方から役者になりたいという言葉が出てきました。

私は人生の中で誰もが何らかの役を演じていると思っていますので、
少し驚きました。
その方は二つの会社の社長もしておられ、社会的にも
それなりの地位にある方です。

自分に与えられた役割に徹することが責任を果たすということで、
隣の人を見て自分の役と比較しているうちは役を演じきっているとは
言えないと思います。

その方の思いは分かりませんが、ドラマや芝居の役を演じると言っても
人生の中で背負っているものに比べたら時間的には短いものでしょう。

それにしても、議員という役はどこまでが役でどこからが素の自分なのか
いまだに分かりませんが、今までの人生での経験が大きな力になることは
確かなことで、より一層根っこをしっかり張り、ぶれない人間にならないと。
そう感じます。

Posted by いとう茂 at 12:34│Comments(0)
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