2013年04月29日

ことわざ、格言について

昔の人の知恵として格言やことわざが伝わっていると思います。
ある種生きるための知恵の凝縮だと認識しています。

浅学菲才ゆえに道聴塗説の感は否めませんが、
ことわざの中には縮めたものも多くあるようです。

例えば…というほど出てきませんが、
管仲が言った、衣食足りて礼節を知る
いかにも性悪説の管仲らしいことわざですが、
倉廩満ちて礼節を知り 衣食足りて栄辱を知る
これが縮まり、衣食足りて礼節を知るになっています。

良薬は口に苦し、
良薬は口に苦けれども病に利あり
忠言は耳に逆らえども行いに利ありが縮まったものです。
忠言を言ってくれる人を持つことは大切だと思いますが、
世の中、忠言をする人は疎んじられやすのが・・・・・。

井の中の蛙大海を知らず
これに続く言葉として、されど天の青さを知る
とか、空の高さを知るという言葉がありますが、
これらはどうも怪しいということを聞いたことがあります。

昨日の学習会で久しぶりに聞いたのが論語の
「知、好、楽」でした。
これを知る者は、これを好む者に如かず
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず

最近ではいろんなものを縮めて言うことが多くなりました。
スマホ、マクド、生中・・・・・
行政でも委員会や審議会に長い名称を付けて
縮めて言うことが多くあります。
だったら初めから短い名前にすればいいのにと思うのは私だけでしょうか。

権威を持たそうと思うと長い名前がいいのでしょうが、
短いほうが親近感を持つ場合もあります。

どちらにしても大切なのは、その内容ですが・・・・・。




Posted by いとう茂 at 13:55│Comments(0)
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