2014年03月24日

雪遊び

彼岸の中日に東北、北海道で雪が降りました。
京都でも丹後の方は雪だったと聞きました。子どもの頃雪が積もると
外に出て雪遊びをした経験があります。
雪合戦、雪だるま、手が真っ赤になり息を吹きかけ
それでも雪遊びに興じていました。

誰も踏んでいない雪があると走って行って自分の
足跡をいっぱいつけたことを覚えています。

あれは美しいものを汚してしまいたいという思いか
自分の縄張りを確認しょうという行動だったのか、
それとも子ども特有の遊び心だったのか、
雪に限らず、子どもに限らず、人間には少なからず
そういう部分があるように思います。

人が自分より優れていたり自分が持っていないものを
持っていると羨ましく思う気持ち、その気持ちを煎じ詰めると
もしかしたら、雪踏みの行為に行き着くのではないでしょうか。

雪踏みを裏返せば誰も踏んでいない所を踏むわけですから
誰も持っていないものを持ったという優越感につながります。

人が持っていると羨ましくなり、自分が持っていると優越感、
あの世までは何も持っていけないことを心のどこかでわかっているはずなのに、
人間とはおかしな生き物だと思いますが、私にもそういう心はあります。

こういう心を持っていない人を本当は羨ましく思わないといけないし、
そうあるべきと心がけるのがこれからの生き方のように思います。
この世のことはすべて借りもの、寿命という時間が尽きる時には
すべて元あったところに返して、次の人が使いやすいようにしておく、
幼稚園や保育園の子どもが玩具をしまって明日違う子どもが使えるように
しておくのと変わりないように思います。

今日、議会に人事異動の表が配られました。
肩書が変わった人が掲載されています。
また何年かで部署が変わり新しい肩書がつきます、
市民のため、そして自分の幅を広げるためにも、
新しい肩書をしっかり演じきっていただきたいと願います。



Posted by いとう茂 at 12:56│Comments(0)
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