2015年01月08日

生き残りし物

ちょうど4年前になりますが、服や本などの大整理をしました。
着なくなって久しいスーツやセーター、スラックス等。
残ったのはセーターが4枚スーツは10着ほどスラックスも3・4本
だったと思います、本にいたっては本棚3本の本の処分とホームセンターで
1000円までで売っているカラーの3段ボックス、これに本を入れると
前後で2列、100冊はゆっくり入ります、このボックスも5つほど
ありましたが1つに整理し、部屋中本棚だったのが3本まで減り
本は半分以下になりました。

そんな中で生き残った物たちが今も居場所を確保しています。
古い物は20歳の時に買ったハーフコート。
当時、3万円以上したのを覚えていています。
なぜか茶色のチェックのコートでヘチマ襟、山科のセブンと言う洋品店で
買ったのですが、1回で払えず2回に分けてお金を払いました。
確か茶色とブルーの2色があり茶色を選んだ覚えがあります。

茶色と言えば成人式用に作ったスーツもこげ茶色でした。
ノーベンツのバギースーツ、これも思い出の品として生き残っています。
今でも茶色のスーツは持っていないのに、どうしてこの頃は
茶色を着ていたのか・・・・・不思議。

どういった勧め方をされてこのコートを買ったのかは忘れましたが、
虫にも喰われずサイズ的にもゆったりしていて今でも着られます、
ある時、上の娘の「お父さん可愛いの着てるやん」、その一言で
時々着ています・・・・・親父もおだてりゃ・・・・・。

4枚残ったセーターのうち、お気に入りの黒のカシミアは、かれこれ30年前の
もので、毎年、毎年着ていますので肘の所と袖口が薄破れして肘には
黒の皮を自分で張り付けて今でも着ています。
軽くて暖かければ見場は・・・・・。
さらにひどいのはチャコールのセーターです、これは黒よりも
少し前に買った初めてのカシミアです、ひどいと言うのは管理が悪く
肩や胸に虫喰いがあり穴が開いています、糸で縫ってもらい釣りや
四国を歩くときに来ています、家でも時々着るのですが、総じて家族には
不評ですが軽くて暖かく何より肩が凝らないので手放せません。

名誉のために言っておきますが、いつも破れたものを着ているのではありません。
4年の間に黒とチャコールのセーターが増えています。

体型は40年前と身長がちょっと縮んだのとウエストが数センチ太くなった
くらいで体重はほぼ同じで当時の洋服は着られます。
10年ほど前から少しずつ体重を減らし始めて8キロほど減ったので
ウエストも5センチほど細くなり今の体型になっています。

生き残った物は自分が日常、使うものが主で飾ってあるものは少なく
使い込んでいる分、愛着もあります、使い慣れてくたびれている
黒のセーターは棺に入れて持っていこうと考えています。

長く使っているものを見ていると、気に入っているのはほとんどが
「昭和」のもので時代を感じるとともに、当時の生活や自分が
蘇ります、平成も27年と言うのに、まだまだ昭和を引きずり
平成に馴染めない自分に苦笑です。

昨夜は和太鼓の練習でした、練習が終わり外に出ると風が強く
見上げた月は朧でした、明日は雪かと思って休みましたが
目が覚めると残念ながら雪国ではありませんでした。
それでも気温は低くて、キュッと身の締まる感があり「寒」を十分
楽しみながら緑のお爺さんをしていました。

午後からは政策検討会議です、いじめの防止に関する条例の
改正について各会派から意見が出され、活発な議論になりそうです。

Posted by いとう茂 at 12:22│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。