2015年10月21日

感受性

感受性という言葉を耳にすることがあります、感受性が強いとか
不用意な発言をするとデリカシーがないとたしなめられます。
これも同義語だと思います、改めて調べてみました。

「外界からの感覚的,感情的な働きかけを受けいれる,
人間の心の能力あるいは状態。
大別して,認知的感受性と情動的感受性との二つがある。
前者は,感性知覚にもとづいたもので,色彩,形,音の特性,
匂いや香りについての感覚を豊かにしてくれ,
この場合には感覚性とも呼ばれる。
後者はより全体的なもので,快楽や苦痛の感情を受けいれる
能力あるいは状態のことであり,この場合には感情性とも呼ばれる。
またこの両者を含んだ感受的な心的事実の
総体をさす場合には,感性とも呼ばれる。

外界からの刺激を深く感じ取り,心に受けとめる能力。」

概して、女性よりも男性の方が鈍感だというイメージがあります、
真偽のほどは分かりませんが、晩年、妻に先立たれた後の夫の平均余命は5年、
その内7割が3年以内に死亡しているといわれています。
一方、対照的に夫に先立たれた妻の平均余命は20年であるというデータもあります。

女は弱しされど母は強し、そんな言葉もありましたが晩年のことですので、
これも的を得ているとはいえないと思います。
男性と女性では体の構造的な違いで差が出るのかとも思いますが、
取り残された方は体力だけでなく精神力もいると思います。
奥さんに先立たれて長生きしている男性を何人か知っていますが、
個人的な見解では、共通部分があります、奥さんが生きているうちから
マイペースで生きてきた男性は伴侶への執着も薄いのか、感受性が
弱いのか一人でも長生きしているケースが多いように感じます。

女性は薄情で男性と別れるともらったものをすべて処分する
場合が多いという話も聞いたことがあります、その点、男性は
持ち続ける、言い方を変えると執着し続ける、かつては濡れ落ち葉とも
揶揄されたこともあります、定年になると自分が何をすればいいのか分からずに
ずっと奥さんについていくだけという夫が多いからそういわれたのかもしれません。

感受性から遠くなってしまいました、今日はこれから11月に受講する研修会の
宿題を提出しなければいけません、それが終わると保護司の仕事があり、
和太鼓の練習日です、体力勝負の一日ですがエネルギー補給は
食べるものだけでなく精神的な元気をもらうことでも補給できます。
たった一言の、ありがとうが杖になることもありますし、なんでもない笑顔や
笑い声で疲れが吹っ飛ぶこともあります。
これも感受性なのかと・・・・。
アンテナがどこまで感度が良いか、少しくらい雑音が混じっていても
その中から明確なメッセージや励ましを聞き分けられる人、雑音として処理してしまう人、
聞こえますよ、感じますよ、届いていますよしっかり・・・・・。
自己満足もたまには良いものです。


Posted by いとう茂 at 15:07│Comments(0)
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