2016年01月01日

新しい年に

明けて平成28年、除夜の鐘のころは雨が降っていましたが、
穏やかな朝を迎えることができました。
穏やかなのは天気だけで、人それぞれ心には青空だけではなく、
暗雲が広がっていることもあるでしょう。
昔なら大晦日が越せずに夜逃げ、そんな話もあったようですが、
最近ではそんなことも聞かなくなりました。

みなさんにとってこの一年はどんな年になるのでしょう。

個人的には昨年同様の一年であったら、そう願いますが、時間の流れの
中で生きている以上、周囲の人の意思や言動に左右される部分もあると
思いますが、自分の思いを貫いて生きたいという願望はあります。

昨年から禁酒をしています、まだ55日目で大きなことは言えませんが、
やめようと決めた日からアルコールがほしいと思わなくなりました。
体が悪いとか、そういったところは全くなく、いたって健康です、
やめるにはちょうどいいタイミングで忘年会前、忘年会では参加者から
お酒をすすめられるたびに、「すいません、禁酒中です」の繰り返しでした。
「えっ、伊藤さんが禁酒?」「君から酒をとったら何が残る」そんな言葉を
耳にタコができるほど聞きました。

改めて自分が宴席でお酒をよく飲んでいたのだと実感した次第です。
これから新年会、ここでも同じことの繰り返しかもしれませんが、
同様の対応をするしかありません。
忘年会と新年会がある為に、自分が禁酒をしていることが周囲に知れて
短期間で酒席への誘いが減るので、そういう意味では時間が待っていてくれた、
そんな気がします。

ただ、今日は元日、娘夫婦も帰ってきますし夕食ではアルコールも登場します、
それも断るつもりですが、せっかく帰ってきて久しぶりに父親とお酒を飲もうと
思っている娘にはすまないと思っています。
反面、頑なに酒を断とうとは思っていません、かといって一つタガを緩めるのも
性格上、なし崩しに元の木阿弥に戻りそうで・・・・・。

アルコールを口にしてから、これだけ禁酒したことはなく、自分でも不思議な気持ちです、
好きなお酒を断つ、そこから何が見えてくるか、どんな自分になるのか想像は
できませんし、いつまで続くのかも不明です。

禁酒を始めて気がついたことは、一日の積み重ね、5時間やめても10時間やめても
一日にはなりません、夜寝て朝が来てやっと一日、その積み重ねが大切だということと
お酒に逃げていた部分、お酒でごまかしていた部分というのか、対人関係でも
自分のことでも、お酒のせいにできないので向き合って深く考えるようになりました。
その分きつく辛いこともありますが、これも自分の選択です、言い訳はできません。
百薬の長であるお酒を断って寿命が縮まらなければ・・・・・。

今年の目標は「今年中は生きている」そんなところが着地点かと・・・・・。


Posted by いとう茂 at 16:32│Comments(0)
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