2016年06月06日

6月通常会議

今日から6月通常会議が開会します、6月29日までの24日間の
会期で補正予算、条例等27の議案を審議します。
教育厚生常任委員会に所属していますが、関連する議案がいくつかあります、
昨年度は施設の常任委員長という立場でしたので、委員会での
発言はあまりできませんでしたが、今年度は1委員として多方面から
意見や質問を行いたいと思っています。

いつもの通常会議なら一般質問の原稿の最終手直しで時間と
闘っていますが、今回は提出まで時間が取れなくて質問をしませんので、
その分、議案の読み込みに時間を使うことができます。

6月3日の相模川を美しくする会の総会で、蛍の話が出ました、
川の水質浄化の意識啓発と親しみを持ってもらうことも考えて、
多くの川で蛍の幼虫が放流されていますが、水質もさることながら
エサになるカワニナが生息することが蛍が毎年飛び交うには
必要になりますし、水害などがあれば3年間は蛍が舞うことはないという
話を聞きました。
この時期は米原市の山東町にある天の川でゲンジボタルの乱舞が
見られます、湿気が多くじわっと熱くなる夜がよく飛ぶという話を
聞いたことがあります、ツアーのバスも出ていますし、そのバスの先回りを
すると蛍がいるところに行くことができます。

何度か見に行きましたが、これも時間を忘れて非現実の中に埋没でき、
忘我の時間です。
セミと同じで期間限定ですがセミより期間が短く、命のはかなさを
感じる瞬間でもあり、じっと見入っていると切ない気持ちになるものです。

物言わぬ大きな岩や足元の石ころ、樹齢何百年という大木から
見れば、人間の命もセミや蛍のようなものかもしれません、石や樹木に
目や心があるとは思えませんが、もし何かを感じたり考えたりできたら
目の前の人間は愚かに見えるのでしょうか、間違っても偉大な生き物には
見えない気もします。
西郷隆盛は人を相手にせず、天を相手にせよと説きましたが、足元の
石ころもじっと生きざまを見ています、天のようにつかみどころがない、
広くて高いものより足元の石ころを天と見立てるほうが、具体性が
出てきます、今日からは石ころよりも少し大きな庭石を天と見立てて
自分の生きざまの検証をしようかと考えています。

Posted by いとう茂 at 12:48│Comments(0)
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