2016年06月29日

今週のことば

議会のサロンの壁に毎週月曜日に今週の言葉を
張っています。
掲示したものは全部残してありますので、気が向いたときに
引き出しから出して読み返しています。
誰に読んでほしいというものではなく、自分への戒め、
そんな意味での掲示です。
継続が力かどうかわかりませんが、150枚は超えて
いると思います、盆と年末年始の休みがありますので、
3年余りになるでしょうか。

文字を目で追っているだけよりも、書くことでさらに頭に
残るのは学生時代の一夜漬けで検証済みです。
考えてみれば本当に一夜漬けでした、教科書の単語や用語を
カッコにして、それを埋めていくだけの試験勉強でしたが、
一晩でボールペンが1本なくなるのが嬉しくて、卒業まで
この方法は続きました。
朝方に眠ると記憶が薄れますので、試験が終わって帰ってから
仮眠でしたが、若いということはいいことです。
体力もあったのでしょう、多少の疲労感はありましたが、
押し通しても平気でしたし試験が終わった日は午後から
クラブに行って走り回っていました。
ただ、記憶力は落ちます、やはり十分な睡眠が必要だと
いうことをその時、身をもって感じました。

横にそれました、今週のことばは読んでいる本からの引用で
確か最初は山本周五郎の言葉が続いたと思います。
今日は、そのいくつかを紹介したいと思います。
結構な数になりますので、分割して紹介したいと思います。
最初は、山本周五郎からにしたいと思いますが、これも数が
多いので……。

「人間というものは、自分でこれが正しい、と思うことを
固執するときには、その眼が狂い耳も聞こえなくなるものだ。
なぜなら、或る信念にとらわれると、その心にも偏向が
生じるからだ。」

「温床でならどんな芽も育つ。
氷の中でも、芽を育てる情熱があってこそ、
しんじつ生きがいがあるのではないか」

「自分が傷つかぬ限り、
人間は他の痛みを感じない。
自分が飢えるまでは、
他人の飢えには無関心な人間が多いのです」

「虫のついた樹はいちど、根から伐るがいい。
そうすれば、ひこ生えの出ることもあるし、
そうでなくても、
立ち腐れにしておくよりはさっぱりするだろう。」




Posted by いとう茂 at 12:16│Comments(0)
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