2016年07月07日

七夕 星に願いを

今日は七夕、夜空に横たわる天の川が見られませんでした。
昨年の七夕は確か雨でした。
短冊に願いを書いたのは遠い昔です。
今夜も夜に会議がありましたので星に願いをしょうかと
考えていましたが、考えるといっても無意識に願ってしまう、
願わずにいられない、そんな願い・・・・・。

いくつになっても願いはあるものです、それが欲からか、
夢からか、自分の事ならわかりやすいのですが周囲の人の
事を何とかしょうとする願いは区別がつきにくいものです。
子どもの進路や孫の成績、欲も夢も混じっているようですが、
一心に祈る行為はこちらも相乗りしたくなるものです。

1年に1度の7月7日の七夕、明日の7月8日も1年に一度です、
今日だけ願いをしても叶うのか、合理的に考える問題では
ないのでしょうが、日々の積み重ねが大切だと思います。
今日だけ一心に願うことも無駄だとは考えませんが、
明日も明後日も願い続けることがより大切でしょうし、
願いが届いたときは願い続けて実現したことに、目に見えない
力があることを信じ素直に願い続けたおかげだと感謝する
事が次の願いの実現につながるように思います。

今日は午後から更生保護関係者のつどいがありました。
「再犯を踏みとどまらせる処遇のヒント」というテーマで
大津保護観察所と大津少年鑑別所の所長から講話を
お聞きしました。
理論と実践に裏打ちされた話は説得力があり、参加者
約130名は気づきや学ぶことも多かったと思います。

人が人と接して導くという作業は難しく、果たしてそんなことが
できるのかということと人が人を導くこと自体が許される
事なのかということも考えてしまいました。
導く方も導かれる方も生身の人間です、何が正しくて
何が間違っているのか、わからない、世の中にはそんなことが
多くあります。

保護観察対象者には対象者が住む学区の保護司が担当するのが
基本です、学区に住む保護司は平均すると3人ほどですから
導いてくれる保護司の選択肢はあまりありません。
私に人を導く力があるのか、その資格があるのか、このことは
こんな人間ですから結構悩みます、もちろん個人差があると思いますが、
義務とか作業と考えずに、一緒に歩む感覚で接しているつもりです。




Posted by いとう茂 at 22:51│Comments(0)
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