2016年08月07日

花火大会

明日は大津の花火大会です、暑いことは仕方がありませんが、
雨の気配もなくきれいな花火が見られそうです。
ここ数年、模擬店を出店していますので、まともに花火を見た
ことはありませんが、それでも客足が途絶えた時は道路に出て
花火を見ることができます。
花火を見ながら毎年考えることがあります、それは、この花火は誰の
ために上がっているのだろう。
花火の音がやかましいという苦情もあります、花火を善悪で語ることは
難しいかもしれませんが、好き嫌いという観点から考えると、すべての人が
好きではないということもあります。

多くの人出で身動きがとりにくい花火大会ですので、幼稚園以下の
子どもには動くことができずに窮屈なものかもしれません、小学校の
低学年も同じようなものでしょう。
中高生なら浴衣姿でボーイフレンドと出かけるのでしょうが、花火が
目的か浴衣を着てボーイフレンドと出かけるのが目的か・・・・・・。

若い人は会社勤めの帰りに立ち寄るのでしょうが、花見と違い
弁当を広げるスペースもなく、手に持っているお酒や食べ物が
なくなれば追加の買い物に行くのも大変ですし、会場まで
すし詰めの電車で移動して、帰りも身動き取れない電車に
揺られて帰ることになります。
その混雑が嫌で年配の人は遠くで見るかテレビ観戦。

花火を見て気分が爽快になっても行きと帰りの電車や車の渋滞で
疲れ果てて帰宅し、翌日も仕事、とてもとても見に行く気分には
なれそうもない気がします。
こういう発想は年を取ったせいでしょうか、それほど多くの花火の
数でなくてもゆったりしたスペースで見ていたい。
昨年の膳所の花火大会はそういう点では大いに満足しました。

真正面から花火大会に期待して楽しむ人もいるでしょうが、
少しずつ花火大会に参加している人も多くいます、お酒が飲める、
浴衣が着られる、ボーイフレンドと行ける、ズシーンと響く音が
体にぶつかるのが楽しい・・・・。
特定の人のためにあるのではなく、どんな楽しみ方をしてもいい、
さてさて、明日は模擬店の合間にどんな楽しみ方をするか、
それを考えるのも花火大会に参加していることかも知れません。

Posted by いとう茂 at 21:27│Comments(0)
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