いとう茂　惻隠だより

本棚を整理していると雑記帳が出てきました、時々に
思ったことや感じたことをメモしたノートで、20年以上
前にメモしたものもありました。
主に自分への戒めで、いかに反省すべきことが多い
人間かがわかります、その他には、げんき通信の下書きも
いくつかあります。

振り返ると現在の場所から当時の場所への道が見えますが、
当時の場所から現在の場所は想像ができません。
人生は選択の連続ですが、選択の結果は時間が経つと
人間を思わぬところに運んでいくようです。
もちろん流された部分よりも自分で選んだ部分の方が
多いわけで、多くのご縁に導かれて今があると思います。

雑記帳の中で共感できるものを紹介します。

あたたかい人は、きっと心の中に
いっぱい血を流した人なんだ。
痛さ、苦しさ、辛さ、悔しさ、悲しさ・・・・・。
いっぱい知ってる人なんだ。
中途半端なやさしさはダメ。
つみつくり。
あなたのあたたかさが一番。
そんなあなたになれたなら。

グチと他人の批判。
それが自分も含めて人間の本音だと
感じるときがある。
いつか誰かが言ってた。
反省できるのは生物の中で人間だけだって。
そして、ある時何かで読んだ。
ゴミを出すのは生き物の中で人間だけだって。
グチと批判というゴミを出さずに謙虚に反省できる
人間になれたら、もっと住みよい世界になるのに。
これ、自らに言って聞かせる言葉。