2016年09月20日
一般質問と答弁
9月通常会議の一般質問の答弁が出ましたので、
何回かに分けてアップします。
インターネットの録画の方はまだアップされていませんが、
近日中にアップされると思いますので、そちらの方も
ご覧いただけると幸いです。
公民館等の公共施設における飲食についてと、
議会への報告の基準について一括質問方式により質問を行います。
最初に公民館等の公共施設における飲食についてお尋ねします。
執行部におかれましては心に響く答弁をお願いします。
現在、公民館等での飲食については、飲食を主目的としたり、
飲酒を伴う会合を行うときや生涯学習センターの大ホールや
歴史博物館の展示室等、特定の場所では禁止されています。
公共施設で、飲酒が禁止されているのは基本的には理解しますが、
最近、各学区社協を中心に寺子屋事業やNPO・地域団体による
子ども食堂が展開され、食事が主目的の一つになっています。
これらの事業は大津市内でも増加の傾向にあり、
会場が調理施設の整った公民館になるケースも増えています。
特に、子ども食堂については、その名称から食事会と誤認されることもあり、
公民館等の施設の使用にあたってトラブルが起きることも考えられます。
元々は、家庭の事情から一人で食事をとらないといけない子どもや
食事そのものを提供されない子どもの、居場所づくりのために、
善意から発生したものですが、現在ではほとんどの、
子ども食堂で食事の用意と後始末、勉強会、集団での遊び、
話し相手になって悩みや心配事を聞く等の子どもの健やかな育ちや
自立支援に関することも行われており、子ども食堂という
名称以上の広がりを見せています。
ここでお尋ねします、子どもの居場所づくりや健やかな育ち、
さらには自立支援にむけて開催される子ども食堂や
寺子屋事業等については、食事が主たる目的の一つであっても
公民館等の公共施設の使用を積極的に許可すべきと考えますが、
当局の見解をお尋ねします。
寺子屋事業は主に長期の休暇、子ども食堂については不定期から
月1回の開催が中心ですが、今後、開催頻度の増加も考えられます。
そうした場合に想定されるのが現在使用している団体等との
バッティングです。せっかく回数を増やそうとボランティアを
募ったのに開催できないことも起こると考えられます。
そうならないよう行政が調整すべきと考えますが、見解を伺います。
答弁
公民館等の公共施設における飲食についてのうち、
子ども食堂や寺子屋事業については積極的に
許可すべきとの考えに対する見解でございますが、
現在、公民館等での飲食は「大津市立公民館使用許可に
関する取扱い基準」におきまして「飲食を主目的としたり、
飲酒を伴う会合を行うとき。」には許可をしないことと
定めています。
ただし、調理実習での食事をはじめ、会議等におけるお茶や
弁当など、目的が飲食そのものではなく、本来の活動目的を
達成するために必要なものについては許可をしているところです。
子ども食堂に関しては、議員おのべの通り、単に食事を提供
するだけでなく、寂しさやしんどさを抱える子供たちが心の底から
笑顔になれる居場所づくりや学習支援などを目的として
活動されています。
市内いくつかの公民館でも、地域の社会福祉協議会等が中心と
なって同様の事業が展開されており、その公益性にかんがみ、
使用料を免除しているところです。
このように、子ども食堂は、食事を通じた子どもたちとの関わりの
なかで様々な支援をするものであり、子どもの成長を地域社会で
支えるという意味において、公益性の高い活動であると認識しており、
施設の使用について許可をすべきと考えています。
次に、子ども食堂と他の団体との使用について行政が
調整すべきとの見解についてでございますが、
子ども食堂は公益性の高い活動ではありますが、
一方で、公民館は本来市民の自主的な学びの場であることから、
一律に子ども食堂だからと言って優先的に予約が
できるものではないと考えております。
地域主催行事や公民館利用者団体など現在の公民館使用
許可のルールに則り、申請に基づき、適切に許可して
参りたいと考えています。
何回かに分けてアップします。
インターネットの録画の方はまだアップされていませんが、
近日中にアップされると思いますので、そちらの方も
ご覧いただけると幸いです。
公民館等の公共施設における飲食についてと、
議会への報告の基準について一括質問方式により質問を行います。
最初に公民館等の公共施設における飲食についてお尋ねします。
執行部におかれましては心に響く答弁をお願いします。
現在、公民館等での飲食については、飲食を主目的としたり、
飲酒を伴う会合を行うときや生涯学習センターの大ホールや
歴史博物館の展示室等、特定の場所では禁止されています。
公共施設で、飲酒が禁止されているのは基本的には理解しますが、
最近、各学区社協を中心に寺子屋事業やNPO・地域団体による
子ども食堂が展開され、食事が主目的の一つになっています。
これらの事業は大津市内でも増加の傾向にあり、
会場が調理施設の整った公民館になるケースも増えています。
特に、子ども食堂については、その名称から食事会と誤認されることもあり、
公民館等の施設の使用にあたってトラブルが起きることも考えられます。
元々は、家庭の事情から一人で食事をとらないといけない子どもや
食事そのものを提供されない子どもの、居場所づくりのために、
善意から発生したものですが、現在ではほとんどの、
子ども食堂で食事の用意と後始末、勉強会、集団での遊び、
話し相手になって悩みや心配事を聞く等の子どもの健やかな育ちや
自立支援に関することも行われており、子ども食堂という
名称以上の広がりを見せています。
ここでお尋ねします、子どもの居場所づくりや健やかな育ち、
さらには自立支援にむけて開催される子ども食堂や
寺子屋事業等については、食事が主たる目的の一つであっても
公民館等の公共施設の使用を積極的に許可すべきと考えますが、
当局の見解をお尋ねします。
寺子屋事業は主に長期の休暇、子ども食堂については不定期から
月1回の開催が中心ですが、今後、開催頻度の増加も考えられます。
そうした場合に想定されるのが現在使用している団体等との
バッティングです。せっかく回数を増やそうとボランティアを
募ったのに開催できないことも起こると考えられます。
そうならないよう行政が調整すべきと考えますが、見解を伺います。
答弁
公民館等の公共施設における飲食についてのうち、
子ども食堂や寺子屋事業については積極的に
許可すべきとの考えに対する見解でございますが、
現在、公民館等での飲食は「大津市立公民館使用許可に
関する取扱い基準」におきまして「飲食を主目的としたり、
飲酒を伴う会合を行うとき。」には許可をしないことと
定めています。
ただし、調理実習での食事をはじめ、会議等におけるお茶や
弁当など、目的が飲食そのものではなく、本来の活動目的を
達成するために必要なものについては許可をしているところです。
子ども食堂に関しては、議員おのべの通り、単に食事を提供
するだけでなく、寂しさやしんどさを抱える子供たちが心の底から
笑顔になれる居場所づくりや学習支援などを目的として
活動されています。
市内いくつかの公民館でも、地域の社会福祉協議会等が中心と
なって同様の事業が展開されており、その公益性にかんがみ、
使用料を免除しているところです。
このように、子ども食堂は、食事を通じた子どもたちとの関わりの
なかで様々な支援をするものであり、子どもの成長を地域社会で
支えるという意味において、公益性の高い活動であると認識しており、
施設の使用について許可をすべきと考えています。
次に、子ども食堂と他の団体との使用について行政が
調整すべきとの見解についてでございますが、
子ども食堂は公益性の高い活動ではありますが、
一方で、公民館は本来市民の自主的な学びの場であることから、
一律に子ども食堂だからと言って優先的に予約が
できるものではないと考えております。
地域主催行事や公民館利用者団体など現在の公民館使用
許可のルールに則り、申請に基づき、適切に許可して
参りたいと考えています。
Posted by いとう茂 at 13:29│Comments(0)