2016年09月27日

図書館視察

23日の金曜日は各常任委員会が開催され、議案審査や所管事務
調査が行われました。
所属する教育厚生常任委員会では午後から旧志賀町の
和邇図書館と浜大津の市立図書館の視察を行いました。

市立図書館には何度も足を運んでいますが、和邇図書館は
初めてでした、周辺に体育館、市民センターなどの公共施設も
あり、相乗効果が出ているようですが、スペースが狭く、プレハブの
駐車場を書庫にしている状況で課題があります。
市立図書館は老朽化が進んでいるのと駐車スペースがなく、
車社会への対応も課題です。

視察の後説明を受けて質疑の時間がありましたので、
基本方針等について質問をしました。
基本方針は、①市民の求める図書を自由に気軽に貸し出すこと
②児童の読書要求に応え、児童サービスに重点をおくこと
③あらゆる人に図書を貸し出し、図書館を身近な施設とするため、
市民サービス網を形成すること

これでは図書館業務の説明ではないかというのが質問の
主旨です、読書の効果、人間形成や知識の拡充、そうしたものの
ために基本方針があるのなら理解できますが、いきなり業務の
ことが基本方針では納得できませんでした。

最近は冊数が激減しましたが、読書は好きですので、パソコンで
蔵書を検索して在庫を確認していました。
全国では夜遅くまで開館している図書館や宿泊ができる
図書館もあります。
1回に15冊まで借りることができますが返却は3週間後で、
延長は1度だけ、かなりのスピードで読まないと、すぐに返却日が
来ます、欲張らなければ問題がないのですが・・・・・。

人が一生に読める本の冊数は6000冊という説もあります。
これは15歳から65歳までの50年間で、1年に120冊、
3日に1冊の計算ですが、それを50年続けての数字です。
これも結構高いハードルだと思いますが、図書館に行くと
65歳以上の方も多くおいでになっています、65歳の上限を
75歳までに引き上げたとして生涯に読める本は7200冊。
かなりのボリュームになりますが、その半分くらいまでは
到達できればと願っています。

現在、図書館の在り方を検討されていますので、図書の効用だけでなく、
高齢者の方を含めたコミュニティの形成等、来館頻度が上がる
ような取り組みも考えて頂きたいと思います。

Posted by いとう茂 at 12:38│Comments(0)
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