2016年10月05日

活字三昧

決算審議のある9月通常会議は、予算審議の
2月通常会議と並んで数字や文字の活字を見る機会が
増えますし、より深く読み込むことが要求されます。
決算の数字もそうですがほとんどの通常会議で
意見書や請願も提出されますし、日本語の意味
だけでなく意図することや国政での判断を加味して
読まなくてはいけません。
一人会派で3年余りやってきましたので、このあたりは
それなりに訓練ができていると思っていますが、それでも
毎回神経を使います。

決算の審議は今回は監査という立場ですので会議の場には
出ませんが、見ないで済むというものではありませんし、
所属する会では毎年、年報を発行しています、今年は、
というより入会して4回目ですが年報を作成する委員会に
所属していますので、そちらの校正もあります。
加えて保護司として提出しないといけない書類もあります。

目をしょぼつかせて物言わぬ活字と格闘をしています、
物言う人間を相手にしているよりは性に合っていると
思いますし、物を言わない分しっかり読んだり見たりしないと
思わぬ落とし穴が待っていることもあります。
人間なら暑い、寒い、眠い、楽しい、寂しい、お腹がすいた・・・・・・。
そんな声を発しますから対応するかどうかは別にして、相手が
感じていることが分かります、活字だけでなく物を言わないから
感情がないということとは違います。

小さな犬だって黙ってこちらを見上げている顔は毎日ほど
違います、何か食べるものが欲しい、かまってほしい、
調子が悪い・・・・いろいろな顔をします。
池の金魚もただ泳いでいるだけでなく、時には金魚同士の
喧嘩もあるのでしょう、いつもより動きが早い時や潜って
浮き上がってこない時もあります。
目で聞き、耳で見る、その意味が分かりかけたつもりでしたが
まだまだの年でした、明日から新しい年、次の年は人の気持ちが
深く感じられる年になればと願っています。

Posted by いとう茂 at 22:39│Comments(0)
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