2016年10月24日
今週のことば④
山本周五郎に続いて坂村真民の言葉を
紹介したいと思います。
100歳近くまで生きられた真民さんは、体があまり丈夫では
なかったようです、愛媛の方でタンポポ堂と名付けた自宅から
全国に「詩国」という月刊誌を発送されていました。
金子みすゞと並んで仏教詩人という呼び方や癒しの詩人という
呼び方もされた方です。
四訓
川は流れていなくてはならぬ
頭は冷えていなくてはならぬ
目は澄んでいなければならぬ
心は燃えていなければならぬ
しんみん三針
フラフラするな
グラグラするな
ウコサベンするな
「悟り」
悟りとは自分の花を咲かせることだ
どんな小さい花でもいい
誰のものでもない独自の花を
咲かせることだ
「一年草のように」
生も一度きり
死も一度きり
一度きりの人生だから
一年草のように
独自の花を咲かせよう
「石の声」
しっかりしろ しんみん
そう うしろから
声をかけるのがいる
ふりむくと 何万年も
ひとところに
じっとしている 石だった
「浜に行ってごらん」
浜に行ってごらん
石ころでも 波に自分を
磨いているのです
おのれを円くするために
光る存在とするために
紹介したいと思います。
100歳近くまで生きられた真民さんは、体があまり丈夫では
なかったようです、愛媛の方でタンポポ堂と名付けた自宅から
全国に「詩国」という月刊誌を発送されていました。
金子みすゞと並んで仏教詩人という呼び方や癒しの詩人という
呼び方もされた方です。
四訓
川は流れていなくてはならぬ
頭は冷えていなくてはならぬ
目は澄んでいなければならぬ
心は燃えていなければならぬ
しんみん三針
フラフラするな
グラグラするな
ウコサベンするな
「悟り」
悟りとは自分の花を咲かせることだ
どんな小さい花でもいい
誰のものでもない独自の花を
咲かせることだ
「一年草のように」
生も一度きり
死も一度きり
一度きりの人生だから
一年草のように
独自の花を咲かせよう
「石の声」
しっかりしろ しんみん
そう うしろから
声をかけるのがいる
ふりむくと 何万年も
ひとところに
じっとしている 石だった
「浜に行ってごらん」
浜に行ってごらん
石ころでも 波に自分を
磨いているのです
おのれを円くするために
光る存在とするために
Posted by いとう茂 at 16:26│Comments(0)