2016年11月08日

講習会②

5日の土曜日は子どもの相談電話の受け手養成
講座の2回目でした。
午前中は地元の小学校のイベントで子どもたちが和太鼓の
演奏を行いましたので、そちらの手伝いと運搬でした。
手伝いといっても演奏の助っ人です、今年は例年に比べて
大太鼓や締め太鼓の叩き手が少なく、大人が演奏に
加わらないと曲になりません。
これで3週続きの演奏です、今週も土曜日に国際親善協会の
イベントで演奏があります、こちらは大人ですが、アメリカの女性が
デビューで、外国人が3名演奏します、アメリカが二人とスコットランドが
一人、まさに国際親善です。

午後からの講座では依存症の回復支援施設の職員が依存症について
講義をしました20代の男女の講師で、ともに薬物の依存症ということで
自分の体験を交えての話になりました。
薬物依存、アルコール依存、男性依存など様々な依存症で
現在はフラワーガーデンという女性専用施設の事務員です、
施設の概要は以下の通りです、アルコールや薬物、ギャンブルなど、
今、依存症は社会問題として取り上げられるようになりました。
依存症に苦しむ女性も増加しています。
このような社会背景を受け、2014年6月奈良県橿原市に、日本で初めて
治療共同体メソッドに基づいた、女性専用依存症回復支援施設
『フラワーガーデン』を設立いたしました。
ワンネスグループは依存症回復のエキスパート集団です。
依存症から必ず回復できると確信し、スタッフや仲間が全力でサポートしています。
薬物(覚醒剤・大麻・シンナー・処方薬・咳止めなど)・ギャンブル・アルコールに
依存し一人で止める事のできない状態に陥った依存者に、身体的・精神的・
社会的援助をすることによって、依存症からの回復の手助けをします。
そして将来自立できるよう、回復のプログラムを提供し、自尊感情を育て、
自己肯定しながら豊かな社会生活を送れるよう支援します。

男性の方はガーデンという施設で支援の内容はフラワーガーデンと
ほぼ同じような内容のようでした。
男性も14歳で薬物を覚えて以来、依存症で現在28歳ということでした。
ともに依存症の講師、施設に帰れば支援する側に回るということで、
本来は自分たちが支援を受ける立場ではないのか、薬物を使用して
逮捕されなかったのか、そんな疑問がわいた講義でした。

薬物依存症になると全快はしません、自分で抑えるしか方法がなく、
薬物依存を紛らせるためにギャンブルや異性依存など違うものに
依存し続ける場合も少なくないようです。
犯罪の種類も薬物違反が増加しています、一度薬物を体に入れると
治りませんから、再犯率も高く、更生が難しいのが現実です。
この講義が今後、保護司の活動や議員活動の糧になることを
願います。

Posted by いとう茂 at 14:01│Comments(0)
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