2016年11月13日
今週のことば⑥
坂村真民さんの言葉に続きです。
今週のことばの中で一番多いのが真民さんの言葉です。
素朴な言葉遣いが気に入っていますし、人生の
先輩から時には優しく、時には厳しくこちらの心を
見透かしたように、抜けている部分、忘れている部分、
そんな心の隙間に油をさしてもらっているように感じます。
受け入れるのも拒否するのも自分の心次第です、誰かに
面と向かって言われたら受け入れられない言葉も、活字なら
乾いた心にしみこむように入ってきます。
言葉は言の葉、ではなく言霊だと感じる瞬間です。
「所思」
流れてさえおれば
水は必ず海に達する
それと同じように
努力さえしておれば
所思は必ず遂げられる
「一つ」
一つの光を みつめて行くのだ
一つの道を たずねて歩くのだ
一つの事を つづけて進むのだ
他を求めようとせず
ただ一つを目ざし
それを深め 極めるのだ
「しんみん三訓」
貧しくあれ
つつましくあれ
捨て身であれ
「やってごらんなさい」
どなろうとした声を
二度とない人生だで
ぐっとおさえてしまう
やってごらんなさい
ああよかったと
人生の意味が
わかるようになるものです
目をひらくためには
目をとじねばならぬ
澄むためには
濁りが必要だったのだ
「こおろぎ」
いっしょうけんめい
鳴いて 鳴いて
鳴き通す こおろぎ
今年もこおろぎから
心の支えを得よう
「肩書き」
なんの肩書きもいらぬ人間であること
人間らしい 人間であること
「本腰」
なにごとも本腰にならねば
いい仕事はできない
新しい力も生まれてこない
本気 本腰いい言葉だ
今週のことばの中で一番多いのが真民さんの言葉です。
素朴な言葉遣いが気に入っていますし、人生の
先輩から時には優しく、時には厳しくこちらの心を
見透かしたように、抜けている部分、忘れている部分、
そんな心の隙間に油をさしてもらっているように感じます。
受け入れるのも拒否するのも自分の心次第です、誰かに
面と向かって言われたら受け入れられない言葉も、活字なら
乾いた心にしみこむように入ってきます。
言葉は言の葉、ではなく言霊だと感じる瞬間です。
「所思」
流れてさえおれば
水は必ず海に達する
それと同じように
努力さえしておれば
所思は必ず遂げられる
「一つ」
一つの光を みつめて行くのだ
一つの道を たずねて歩くのだ
一つの事を つづけて進むのだ
他を求めようとせず
ただ一つを目ざし
それを深め 極めるのだ
「しんみん三訓」
貧しくあれ
つつましくあれ
捨て身であれ
「やってごらんなさい」
どなろうとした声を
二度とない人生だで
ぐっとおさえてしまう
やってごらんなさい
ああよかったと
人生の意味が
わかるようになるものです
目をひらくためには
目をとじねばならぬ
澄むためには
濁りが必要だったのだ
「こおろぎ」
いっしょうけんめい
鳴いて 鳴いて
鳴き通す こおろぎ
今年もこおろぎから
心の支えを得よう
「肩書き」
なんの肩書きもいらぬ人間であること
人間らしい 人間であること
「本腰」
なにごとも本腰にならねば
いい仕事はできない
新しい力も生まれてこない
本気 本腰いい言葉だ
Posted by いとう茂 at 12:05│Comments(0)