2016年12月05日
一般質問＆北風と太陽
今日から質疑・一般質問が始まりました。
私の出番は１３番ですので明日の午後からになります。
時間にすると２時過ぎからになりそうです、午後から３人目の
予定で４５分程度かと思っています。
読み原稿の手直しがありますので、今日が終わってから
作業をして明日に臨みたいと考えています。
人の世は北風が必要な時もあれば太陽が必要な時も
あると思いますが、総じて太陽が多い方が和やかな
ように思います。
強い北風を吹かせても、その後の人間関係にひびが入らない
人もいれば柔和な太陽なのに憎まれる人もいます。
物の言い方もあるでしょうが、それだけではない、その人の
持ち味もある気がします。
それを徳という言葉で片づけてしまうのは簡単ですが、
あやかりたいと思ってもなかなか・・・・・・・・。
質問に対する答弁の口調も議員によって微妙に違うと
感じるのは私だけでしょうか。
内容は同じでもそよ風のような答弁もあれば、冷たい
北風のようなものもあると思います。
優しいボールを投げ続ける、自分が理想とする対人関係
です、強いボールを投げられても優しいボールを返す、
難しいところに投げられても正面に優しく返す。
その気持ちを忘れずに、明日は臨みたいと思っています。
言うは易しですが・・・・・・・。
「北風と太陽」
あるとき、北風と太陽が、どちらが強いかで言い争いをしました。
「強いのはおれ様に決まってる。おれ様がピューッと一息吹きかければ、
花も木も、家の屋根だって吹き飛ぶぜ」。
北風がそう言っても、「はっはっは。そうかな」と、太陽はニコニコ
笑っているだけです。
「そうさ。風の力はすごいんだ。太陽なんか、ただ暖かいだけじゃないか。
どちらが強いか、力比べしてみようじゃないか」と、北風が言いました。
旅人のコートを脱がせた方が勝ち「ようし、太陽。あれが見えるか」。
北風が空から地上を指さすと、野原の一本道を一人の旅人が
歩いていきます。
「どうだ、あの旅人のコートを脱がせた方が勝ちということにしないか」。
太陽は落ち着いて、「そうしましょう」と言います。
「ふん。あんな薄っぺらなコート、おれ様の強い風で簡単に
吹き飛ばしてやるぜ！」。
こうして、北風と太陽の力比べが始まりました。
「ようし。じゃあ、おれ様からいくぞ！」。北風は大きくほほを
ふくらませると、旅人に向けて冷たい風を勢いよく吹き付けました。
「ハァ～、ピューッ！」。「うわあ、寒い！」。
旅人は突然空から冷たい風が吹いてきたので、
思わずコートの襟を立てました。
「ははは！ そんなことしたって無駄だ！」。
北風はあざ笑って、もっと力をこめて風を吹き付けます。
「ハァ～、ピュー！！」。
「な、なんて冷たい風だ」。北風の寒さに震えあがった旅人は、
コートのボタンをしっかり襟元までかけました。
「おいおい、そりゃないだろう！」。怒った北風は、
もっともっと力をこめて、冷たい風を吹き付けました。
「ハァ～、ピュー！！！」。「こ、こりゃ、たまらん！」。
旅人は寒さに耐えられなくなってその場にしゃがみこみ、
イモムシのように体を丸めてしまいました。
「く、くそっ。コートめ、吹き飛べ！」。北風は顔をまっ赤にして、
もっともっともっと強く吹き付けました。
「ピューッ。ピューッ。ピューッ！」。でも旅人は石みたいに動かないので、
コートは引きはがせません。
「ハァ～、ピュー！！ ピュー！！ ピュー…。ハア、ハア、ハア…、
もうだめだあ…」。とうとう北風は、力を使い果たして降参してしまいました。
「ははは。では、今度は私の番ですね」。太陽は北風と交代すると、
旅人に向けて、ポカポカと暖かい日ざしを投げかけました。
「ポカポカポカポカ～」。急に冷たい風がやんだので、「おや？」と
旅人は顔を上げました。
空には太陽が優しく輝いています。
「ああ～、助かった。日が照ってきたぞ」。旅人はほっとして立ち上がると、
寒さでちぢこまっていた体を伸ばし、ゆっくりと歩き出しました。
「そうそう。しっかり歩きなさい」。太陽はうなずいて、今度は少し強く照らしました。
「ポカポカポカポカ～、ポカポカ、ポカ～」。すると旅人は、
「ああ、暖かくて気持ちいいなあ」と言うと、コートを脱ぎました。
「あれ？」と驚く北風。
「はっはっはっは。今日は気分がいいねえ。では、もう少し」と太陽が言いました。
太陽は微笑んで、今度はじりじりと強い日ざしで旅人を照らしました。
「ジリジリ、ジリジリジリ～、ジリッ、ジッジッジッ～」。
「あれえ？ なんだか暑くなってきたなあ。うわあ、これは暑くてたまらん」。
旅人は照り付けてくる暑い日ざしに我慢ができなくなって、
ちょうど近くを流れていた川に飛び込みました。「ザッブーン！」。
「はははは。どうやら勝ったのは、私のようですね」。太陽が笑って言いました。
私の出番は１３番ですので明日の午後からになります。
時間にすると２時過ぎからになりそうです、午後から３人目の
予定で４５分程度かと思っています。
読み原稿の手直しがありますので、今日が終わってから
作業をして明日に臨みたいと考えています。
人の世は北風が必要な時もあれば太陽が必要な時も
あると思いますが、総じて太陽が多い方が和やかな
ように思います。
強い北風を吹かせても、その後の人間関係にひびが入らない
人もいれば柔和な太陽なのに憎まれる人もいます。
物の言い方もあるでしょうが、それだけではない、その人の
持ち味もある気がします。
それを徳という言葉で片づけてしまうのは簡単ですが、
あやかりたいと思ってもなかなか・・・・・・・・。
質問に対する答弁の口調も議員によって微妙に違うと
感じるのは私だけでしょうか。
内容は同じでもそよ風のような答弁もあれば、冷たい
北風のようなものもあると思います。
優しいボールを投げ続ける、自分が理想とする対人関係
です、強いボールを投げられても優しいボールを返す、
難しいところに投げられても正面に優しく返す。
その気持ちを忘れずに、明日は臨みたいと思っています。
言うは易しですが・・・・・・・。
「北風と太陽」
あるとき、北風と太陽が、どちらが強いかで言い争いをしました。
「強いのはおれ様に決まってる。おれ様がピューッと一息吹きかければ、
花も木も、家の屋根だって吹き飛ぶぜ」。
北風がそう言っても、「はっはっは。そうかな」と、太陽はニコニコ
笑っているだけです。
「そうさ。風の力はすごいんだ。太陽なんか、ただ暖かいだけじゃないか。
どちらが強いか、力比べしてみようじゃないか」と、北風が言いました。
旅人のコートを脱がせた方が勝ち「ようし、太陽。あれが見えるか」。
北風が空から地上を指さすと、野原の一本道を一人の旅人が
歩いていきます。
「どうだ、あの旅人のコートを脱がせた方が勝ちということにしないか」。
太陽は落ち着いて、「そうしましょう」と言います。
「ふん。あんな薄っぺらなコート、おれ様の強い風で簡単に
吹き飛ばしてやるぜ！」。
こうして、北風と太陽の力比べが始まりました。
「ようし。じゃあ、おれ様からいくぞ！」。北風は大きくほほを
ふくらませると、旅人に向けて冷たい風を勢いよく吹き付けました。
「ハァ～、ピューッ！」。「うわあ、寒い！」。
旅人は突然空から冷たい風が吹いてきたので、
思わずコートの襟を立てました。
「ははは！ そんなことしたって無駄だ！」。
北風はあざ笑って、もっと力をこめて風を吹き付けます。
「ハァ～、ピュー！！」。
「な、なんて冷たい風だ」。北風の寒さに震えあがった旅人は、
コートのボタンをしっかり襟元までかけました。
「おいおい、そりゃないだろう！」。怒った北風は、
もっともっと力をこめて、冷たい風を吹き付けました。
「ハァ～、ピュー！！！」。「こ、こりゃ、たまらん！」。
旅人は寒さに耐えられなくなってその場にしゃがみこみ、
イモムシのように体を丸めてしまいました。
「く、くそっ。コートめ、吹き飛べ！」。北風は顔をまっ赤にして、
もっともっともっと強く吹き付けました。
「ピューッ。ピューッ。ピューッ！」。でも旅人は石みたいに動かないので、
コートは引きはがせません。
「ハァ～、ピュー！！ ピュー！！ ピュー…。ハア、ハア、ハア…、
もうだめだあ…」。とうとう北風は、力を使い果たして降参してしまいました。
「ははは。では、今度は私の番ですね」。太陽は北風と交代すると、
旅人に向けて、ポカポカと暖かい日ざしを投げかけました。
「ポカポカポカポカ～」。急に冷たい風がやんだので、「おや？」と
旅人は顔を上げました。
空には太陽が優しく輝いています。
「ああ～、助かった。日が照ってきたぞ」。旅人はほっとして立ち上がると、
寒さでちぢこまっていた体を伸ばし、ゆっくりと歩き出しました。
「そうそう。しっかり歩きなさい」。太陽はうなずいて、今度は少し強く照らしました。
「ポカポカポカポカ～、ポカポカ、ポカ～」。すると旅人は、
「ああ、暖かくて気持ちいいなあ」と言うと、コートを脱ぎました。
「あれ？」と驚く北風。
「はっはっはっは。今日は気分がいいねえ。では、もう少し」と太陽が言いました。
太陽は微笑んで、今度はじりじりと強い日ざしで旅人を照らしました。
「ジリジリ、ジリジリジリ～、ジリッ、ジッジッジッ～」。
「あれえ？ なんだか暑くなってきたなあ。うわあ、これは暑くてたまらん」。
旅人は照り付けてくる暑い日ざしに我慢ができなくなって、
ちょうど近くを流れていた川に飛び込みました。「ザッブーン！」。
「はははは。どうやら勝ったのは、私のようですね」。太陽が笑って言いました。
Posted by いとう茂 at 12:34│Comments(0)
