2016年12月19日
ミツバチの女王
1週間ほど前から蜂が網戸に止まったまま、じっとしています。
羽根を触ると威嚇するように羽根を広げ尻尾を丸くしますが、
弱っているのかそれ以上は動きません、何も食べておらず、
寒さで死んでしまうのだと思います。
昨日は霧吹きで水を吹きかけてやりました、食べ物はやれませんので、
せめて水だけでもと思った次第です。
今年になって生まれたのか昨年から冬を越したのか、網戸の
内側に止まっているのですが毎日眺めて1日でも長生きしろよと
声をかけています。
何を考えているのか想像もつきませんが、寒さが身に染みて
いるのは事実だと思います。
幸い南向きで昼間は日当たりがよく、暖かい場所ですので、
過ごしやすく蜂の命を延ばしているのでしょうが、夜の寒さは
辛いものがあるでしょう。
子どものころから蜂や毛虫は身の回りにいましたし、何度か痛い思いも
させられましたので好印象はありませんが、相手の生活圏に無断侵入した
こちらにも責任があると気づいたのはずいぶん大きくなってからです。
今日は各特別委員会が開かれました、私は防災対策特別委員会に
所属しています、自然界に人間が自分たちのルールで建物を建てたり、
山を削ったり、自然を開発してきました。
度重なる大震災や自然災害、異常気象など、人間の力の及ばない
ことが多くあります、人類が生まれる前から地球はあります。
自然への恩返しをしているだろうか、そんなことを考えると、
自然と共生、自然に寄生する生き物のあり方が見えてくるかもしれません。
むかしむかし、三人の王子が旅に出ました。
途中で塔のように高い、アリの巣を見つけました。
三人のうち二人の兄さんは、その巣をほじくり返したいと言いましたが、
弟の王子は、「動物は、そっとしておいてやりましょう」
と、止めました。
次に三人は、湖に出ました。
水の上のカモを見て、二人の兄さんは焼き鳥にしたいと言いましたが、
弟の王子は、「動物は、そっとしておいてやりましょう」
と、止めました。
やがて三人は、ミツバチの巣を見つけました。
二人の兄さんはハチを焼き殺して、ハチミツを取ろうと言いましたが、
弟の王子は今度も止めました。
そのうち三人は、りっぱなお城につきました。
でも、お城のウマ小屋には石のウマがいるだけで、どこにも人の姿はありません。
三人が入っていくと、ネズミ色の小人にあいました。
小人が持っていた石版には
《次の三つの仕事をやりとげると、この城が魔法からすくわれる》
と、書いてありました。
一つ目の仕事は、森のこけの下にかくされた千つぶの真珠を
夕方までに一つぶのこらず探し出すことでした。
「よし、おれたちがやってやる」
二人の兄さんが真珠をさがしに行きましたが、どちらも夕方までに数がそろわず、
二人の兄さんは石にされてしまいました。
弟の王子が森に行くと、前に助けてやったアリたちが五千匹も来てくれて、
千つぶの真珠をひろい集めてくれました。
二つ目の仕事は、王女の寝室のカギを海の中からひろってくることでした。
弟の王子が海辺へ行くと、前に助けてやったカモたちがやってきて、
水の底からカギを取ってきてくれました。
三つ目の仕事は、眠っている三人の王女の中から、
一番年下の王女をさがし出すことでした。
三人の王女は顔も姿も全く同じで、違うところは寝る前に食べたものが、
一番上はサトウの固まり、二番目はシロップ、
三番目はハチミツがひとさじと言うことでした。
弟の王子がまくらもとにたつと、前に助けてやったミツバチの女王が飛んできて、
ハチミツを食べた王女の口に止まりました。
弟の王子は、三つの仕事をやりとげたのです。
すると、お城の魔法が解けて、石にされていた者たちはみんな元の姿になりました。
それから弟の王子は、三番目の王女と結婚してお城の王になったということです。
羽根を触ると威嚇するように羽根を広げ尻尾を丸くしますが、
弱っているのかそれ以上は動きません、何も食べておらず、
寒さで死んでしまうのだと思います。
昨日は霧吹きで水を吹きかけてやりました、食べ物はやれませんので、
せめて水だけでもと思った次第です。
今年になって生まれたのか昨年から冬を越したのか、網戸の
内側に止まっているのですが毎日眺めて1日でも長生きしろよと
声をかけています。
何を考えているのか想像もつきませんが、寒さが身に染みて
いるのは事実だと思います。
幸い南向きで昼間は日当たりがよく、暖かい場所ですので、
過ごしやすく蜂の命を延ばしているのでしょうが、夜の寒さは
辛いものがあるでしょう。
子どものころから蜂や毛虫は身の回りにいましたし、何度か痛い思いも
させられましたので好印象はありませんが、相手の生活圏に無断侵入した
こちらにも責任があると気づいたのはずいぶん大きくなってからです。
今日は各特別委員会が開かれました、私は防災対策特別委員会に
所属しています、自然界に人間が自分たちのルールで建物を建てたり、
山を削ったり、自然を開発してきました。
度重なる大震災や自然災害、異常気象など、人間の力の及ばない
ことが多くあります、人類が生まれる前から地球はあります。
自然への恩返しをしているだろうか、そんなことを考えると、
自然と共生、自然に寄生する生き物のあり方が見えてくるかもしれません。
むかしむかし、三人の王子が旅に出ました。
途中で塔のように高い、アリの巣を見つけました。
三人のうち二人の兄さんは、その巣をほじくり返したいと言いましたが、
弟の王子は、「動物は、そっとしておいてやりましょう」
と、止めました。
次に三人は、湖に出ました。
水の上のカモを見て、二人の兄さんは焼き鳥にしたいと言いましたが、
弟の王子は、「動物は、そっとしておいてやりましょう」
と、止めました。
やがて三人は、ミツバチの巣を見つけました。
二人の兄さんはハチを焼き殺して、ハチミツを取ろうと言いましたが、
弟の王子は今度も止めました。
そのうち三人は、りっぱなお城につきました。
でも、お城のウマ小屋には石のウマがいるだけで、どこにも人の姿はありません。
三人が入っていくと、ネズミ色の小人にあいました。
小人が持っていた石版には
《次の三つの仕事をやりとげると、この城が魔法からすくわれる》
と、書いてありました。
一つ目の仕事は、森のこけの下にかくされた千つぶの真珠を
夕方までに一つぶのこらず探し出すことでした。
「よし、おれたちがやってやる」
二人の兄さんが真珠をさがしに行きましたが、どちらも夕方までに数がそろわず、
二人の兄さんは石にされてしまいました。
弟の王子が森に行くと、前に助けてやったアリたちが五千匹も来てくれて、
千つぶの真珠をひろい集めてくれました。
二つ目の仕事は、王女の寝室のカギを海の中からひろってくることでした。
弟の王子が海辺へ行くと、前に助けてやったカモたちがやってきて、
水の底からカギを取ってきてくれました。
三つ目の仕事は、眠っている三人の王女の中から、
一番年下の王女をさがし出すことでした。
三人の王女は顔も姿も全く同じで、違うところは寝る前に食べたものが、
一番上はサトウの固まり、二番目はシロップ、
三番目はハチミツがひとさじと言うことでした。
弟の王子がまくらもとにたつと、前に助けてやったミツバチの女王が飛んできて、
ハチミツを食べた王女の口に止まりました。
弟の王子は、三つの仕事をやりとげたのです。
すると、お城の魔法が解けて、石にされていた者たちはみんな元の姿になりました。
それから弟の王子は、三番目の王女と結婚してお城の王になったということです。
Posted by いとう茂 at 12:39│Comments(0)